FXのブルとベアって何?理解するだけで相場がわかる!【FX用語解説】

FXや株の相場の世界では、「ブル相場」「ベア相場」といったように、「ブルとベア」とう言葉を聞くことがあります。

その語源は、牡牛と熊です。

なぜ、相場で、猛獣の名前が出てくるのでしょうか? 

 

そんな素朴な疑問について

本稿では解説させていただきます。

 

ブルは上昇、ベアは下落

このブルとベアという言葉は大昔に米国の

株式市場で使われ始めました。

 

ブルは牡牛のことで、ベアは熊のことです。

この2種類の動物が選ばれた理由は、

その恐ろしさと、攻撃スタイルから

名付けられたといわれています。

 

ブル、牛は敵を攻撃する際に下から上に

執拗に何度も何度も突きあげます。

ジグザグしながら、じりじり上昇する

相場を連想させます。

 

踏み上げ相場のじりじりと長く続く、

焦燥感にぴったりです。

牡牛に踏みつけられたら、

ひとたまりもありませんね。

 

だから、買いのことを別名、ロングといいます。

上昇はワープ的に突然上がることは少なくて,

じりじり時間をかけてあがるので、

買いがロングなんです。

 

ベア(熊)は相手を攻撃する際に上から下に、

瞬時に下まで爪を振り下ろしますので

急激なダウントレンドを連想させます。

そそり立つ熊の影を見たら、ゾクゾク

って震えが来て、血の気が引きます。

 

短い時間で利益が積みあがるから、

売りはショートなんです。

 

だから、

プロはみんな売りを得意とする方が

多いと思います。

 

そのほうが同じ時間内でより利益が上がって、

ボーナスがいっぱいもらえるからです。

 

やはり、ブルはロング、ベアはショートだった

下図表は、1871年1月から2017年5月までの

S&P株価指数のブル相場およびベア相場の

期間を示しています。

 

ブル相場は、底から少なくとも20%以上の

上昇および持続期間が3か月を超えるもの

として定義しました。

 

一方、ベア相場は、ブル相場の天井から

少なくとも20%以上の下落および持続期間が

3か月を超えるものとして定義しました。

 

 1871年1月から2017年5月にかけて、

ブル相場は22回ありました。

ブル相場は均して4年9か月続き、総収益は140.91%でした。

 

一方、ベア相場は21回、

均して2年4か月続き、総収益は-35.69%でした。

投下される投資でパイがどんどん膨れ上がって

いく、プラスサムの株式市場においては、

ブル(つまり上昇)は良いことで、

ベア(つまり下落)は悪いこととして

とらえられます。

 

ブルは株価が上がってみんなが喜ぶポジティブな状態です。

一方ベアの場合は企業の業績が悪かったり経済が

不況だったりで全体の雰囲気が悪いことを意味します。

 

ゼロサムのFXでは、ブルとベアは表と裏

等価交換で総和は同じである、ゼロサムの

FXの場合は、通貨ペアとして2つの通貨の

相対価値をトレードするものですので、

株式市場とは少し違います。

 

例えば、EURUSDが下がっている場合、

チャートとしては下がっているのでベアです。

 

これはユーロを主語で考えて、ドルに対して

相対的に下がっていることを意味します。

 

しかしUSDを主語で考えると、全く

逆の意味になります。ドルはユーロに対して

相対的に上がっていることになるんです。

 

つまり通貨ペアというのは、2つの通貨の

ペアなんですが、どちらかの通貨がベアであれば、

もう片方の通貨はブルであるということです。

コインの裏と表のようなものなのです。

 

ですから、どちらの通貨を主語で

考えるかによって、ブルかベアかは

真逆になるということを覚えておきましょう。

 

以上で、FXにおけるブルとベアについての

解説を終わります。

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