今回のテーマは・・・
『FXで生き残るエントリーポイント、エントリールールの作り方』です。
このテーマを読むことで・・・
- エントリールールが必要な理由
- エントリールールの構成要素
- 初心者のためのエントリールール構築フロー
これらを手に入れることができます。
FXを始める前にこの記事を読むことで、エントリールールを持っておくことの重要性を理解し、あなたにあったエントリールールをつくれるようになります。
それでは、これから具体的なお話に入っていきます。
まず最初に「エントリールールが必要な理由」です。
エントリールールが必要な理由
エントリールールがないとその場の感覚だけが頼りになってしまい、収支が安定せず、なにより投資ではなくギャンブルになっているため成長がありません。
その場の感覚だと勝っても負けても自分のトレードを分析することができなくなってしまいます。
そのためエントリールールを持った状態でトレードに臨むことは大切なことです。
エントリールールという言葉自体は漠然としているため、多くの人は手法だけに目が行きがちですが、手法だけしか見えていないという状態はかなり危険です。
トレードをする上では手法だけが重要なわけではありません。
エントリールールの構成要素
エントリールールは漠然としているので、ひとつひとつ紐解いて考えることが大切です。
エントリールールは大きく分けると3つの構成要素に分けることが可能です。
- 手法
- 資金管理
- マインド
これらが揃って始めて良いトレードができるようになります。
手法
手法とは利確や損切り、スキャルピング・スイングトレードのような運用期間、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析のような分析方法のことを指します。
資金管理
資金管理とは、どのくらいの資金量でトレードするのか、1回あたりのトレードで何%までの損失額を許容するのか、どのくらいのリターンを狙うのかを決める運用スタイルです。
マインド
疲れている時や心配事(考え事)がある時は注意力が散漫になってしまうためトレードをしない、ロット数を増やしすぎると精神的負荷が大きくなるため◯以上は増やさないようにするというような感じです。
エントリールールと一口に言っても細分化して考えることが可能です。
手法だけではなく、手法・資金管理・マインドの3つが揃って初めてエントリールールということになります。
またこれ以外にももう一つ重要な概念が存在します。
それは、エントリールールは個人の環境に大きく依存するということです。
トレードをしている人の環境は様々で、サラリーマンで日中のトレードが難しい方もいれば、専業トレーダーで一日中トレードに専念できる、PCをもっていないためスマホからしかFXトレードできない方もいらっしゃるかもしれません。
トレードに割ける時間というのは、大きく異なります
また、資金面であれば100万円準備できる人もいれば、10万円しか準備できない人もいます。
個人の環境に依存するということを大前提として考えておいてください。
仮に全く同じエントリールールで取引しても利益が出る人と出ない人が発生するのは、環境が異なるためです。
そのため自分の置かれている環境がどんなところなのかを客観視して行くことが大切です。
エントリールールは
手法、資金管理、マインド、環境が合わさってエントリールールが成立します。
ここで大切なのは掛け算になっているという点です。
4つの能力の内、ほかの3つがずば抜けていてもどれかひとつがゼロならゼロになってしまいます。
例:
※10段階評価
- 悪い例
手法(10)、資金管理(0)、マインド(8)、環境(7)
資金管理以外の要素は上手くいっているが、資金管理が0のため資金面で綻びが出る
- 良い例
手法(5)、資金管理(5)、マインド(6)、環境(4)
著しく秀でた部分はないが、能力があるため運用が上手く行きやすい。
同じトレード方法で運用していても結果に差が生まれてくるのは、手法がいくら一緒でも資金量、マインド、環境に関しては同じではないからです。
エントリールールを作る際は一つ一つを分解して1つずつを構成していきましょう。
次に更に具体的な考え方について解説してきます。
初心者のためのエントリールール構築フロー
①自分自身の環境の棚卸
↓
②資金管理
↓
③手法&トレーダーマインドの構築
↓
④手法の見直し
このような順番でルールを組み立てていくと良いでしょう。
ルール作成のヒント
環境認識を重視する
▶今一度自分のリソースを洗い出しましょう。
損切りから考えるようにする
▶どんな凄腕のトレーダーでも勝率が100%なることはありませんので、損失が出たとき
いかに最小限に留めるかが重要になります。
シンプルに考える
▶一見、複雑に見える見るものでも分解して考えると、シンプルに物事が見えてくるのでシ ンプルに物事を見ることを習慣化していきましょう。
他人の真似だけでは上手くいかない
▶真似する相手と自分の置かれている環境が全く同じではないので自分に合った手法に落と し込みましょう。
常識を捨てる
▶トレーダーの9割は負けると言われているので、大衆の逆を行きましょう。
勝つ方法は1つではない
▶トレードを続けると勝ちパターンが見えてくると思うので、場面ごとの対処法を確立して いきましょう
ここまでが『FXで生き残るエントリーポイント、エントリールールの作り方』です。
まとめ
今回は・・・
- エントリールールが必要な理由
- エントリールールの構成要素
- 初心者のためのエントリールール構築フロー
というテーマでお話させて頂きました。
大事なのは鵜呑みにせず、自分のスタイルに落とし込むことです。
最初は自分の環境を客観視するところから始めてみてください。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。