勝率7割超!? 覚えておくべきFXチャートの読み方 (プライスアクションについて)

今回のテーマは・・・

『勝率7割超!? 覚えておくべきFXチャートの読み方 (プライスアクションについて)』です。

 

このテーマを読むことで・・・

 

  • プライスアクションとは
  • プライスアクションの種類と使い方
  • トレンド変換における5つのプライスアクション

これらを手に入れることができます。

 

FXを始める前にこの記事を読むことで、プライスアクションの概念が理解でき、あなたのトレードレベルは格段に向上し、ひとつ上のトレードができるようになります。

 

もし、あなたがFXで毎月5万円、10万円といった副収入を得たいと考えるなら、見たら得する内容にしています。

 

3分ちょっとで読める短い記事なので、リラックスして読んで頂けると嬉しいです。

 

それでは、これから具体的なお話に入っていきます。

 

まず最初にプライスアクションとはです。

 

プライスアクションとは

 

プライスアクションとは直訳すると値動きという意味になります。

 

インジケーター*を使わずにチャートの価格変動を見て、どんな状態なのかを分析したり、その変動がこの後どうなっていくのか展開を予測していくものです。

インジケーター*チャート上や下部に表示するサポートツールです。(例)単純移動平均(SMA)、指数移動平均(EMA)など

 

動作を分析するものなので、基本的には直近のローソク足1本、もしくは2、3本を見て判断します。

インジケーターだと、ローソク足数十本、数百本単位の平均値を見てその一定期間を比較して、上がり具合や下がり具合の判断材料にするので、チャート全体を見て判断します。

 

それに対するプライスアクションは直近の動きそのものを分析して判断していくので、短期的な分析にカテゴライズされます。

 

使い方としてはインジケータでチャート全体の流れを見て、プライスアクションで細かいエントリー決済のタイミングを伺う感じです。

 

プライスアクションの種類と使い方

 

ひとことにプライスアクションといってもこういうローソク足がでれば、こう動くみたいな様々なパターンが存在しています。

 

しかし、相場は単純ではなく、地学的要因なども絡んでくるため完璧にローソク足のパターン通りに動くかというと、その時の相場全体の状況によって効果を発揮しないことも十分に予測されることでしょう。

 

ローソク足の名前とパターンだけを覚えても意味はないということは頭に入れておいてください。

 

具体的にはこのように利用します。

  • パターン形成の裏の動き(ストーリー)を読む
  • 動きと相場状況(舞台)が合っているかを見る

(例)リバーサル:直前のローソク足と反対方向に実体を覆うようなロウソク足が形成されると、それまでの流れの転換が示唆されるプライスアクションです。

 

このプライスアクションの裏側には反対の方向へ勢いづきそうな動きをしているのでリバーサルという転換しているプライスアクションとして認知されています。

 

実際のチャートを見ると、下落の流れから安値の更新が抑えられて、そこからはどんどん高値を更新していく動きになっていることが分かって頂けるかと思います。

 

  • 押し目買いポイント
  • レジサポライン

のような価格の反発(転換)が起きそうな状況でローソク足を使うことができれば、より強力な転換の根拠になるので、このようなポイントで使うことがセオリーです。

 

相場のパターン

 

プライスアクションはパターンそのものを覚えるのではなく、そのパターンが形成されるまでの隠れたストーリーを考えて、パターン形成と適合するような状況が整っているところで使っていきましょう。

 

相場の値動きも大きく分けると

 

  • トレンド転換
  • トレンド継続
  • レンジ相場

の3パターンしかないので、パターンやサインの名前が異なっていても結局は同じ動きを表している場合が多いです。

 

突き詰めればどのパターンもサインも同じことを言っているだけということです。

 

このサイン・パターンだったらこう動くと考えるのではなく、このサイン・パターンがでるとこうした動きになりやすいという仮説を立て裏のストーリーを認識、今の相場状況はその動きになりやすいかという分析する視点が大切です。

 

ここまでシンプルにチャートを捉えることができるようになれば、制度の高い分析ができるようになってくるはずです。

 

ローソク足分析は世界中の共通分析

 

ローソク足分析は日本に限らず世界中で行われています。

 

なぜ世界中で使われているのかというと、『値動き』そのものを示しているからです。

 

値動きそのものをビジュアル化したものがローソク足になります。

 

海外では少し見た目は異なりますが、バーチャートと呼ばれるローソク足と全く同じ役割を果たしているものがあります。

 

形は異なるにしてもそこから得られる情報は同じなので、世界中のトレーダーが値動きを見ています。

 

トレンド変換における5つのプライスアクション

 

ここでは定番ともいうべき基本的なプライスアクションを5つ紹介していきます。

 

赤色:陽線

青色:陰線

灰色:予想される値動き

 

①ピンバー

ピンバーは、相場の転換や停滞への可能性を予測するプライスアクションです。

 

ローソク足の特徴としては、ヒゲが長く伸びてローソクの実体部分が極端に短いことが挙げられます。

 

長く伸びたヒゲ(ローソク足が実体になるまでの安値と高値)は、取引時間中に値を伸ばしたものの、その後の値動きで大きく押し戻されたことを示しています。

 

ピンバーが何度も発生する局面は、値動きの先に強い抵抗帯(レジスタンス)が存在することを示します。

 

②スパイクハイロー

緑破線:スパイクハイ、スパイクロー

スパイクはローソク足がピンバー同様にヒゲが長く、ローソクの実体部分が短いことが特徴です。

 

長いヒゲは、取引時間中の値動き(上下の動き)が押し戻されて取引を終えたという現れです。

 

スパイクには、スパイクハイとスパイクローの2種類があります。

 

スパイクハイとは、上昇が連続した後の高値水準で上ヒゲの長いスパイク(図A)が発生するサインです。

 

上昇したその先に強い抵抗ゾーンの存在を示し、相場転換の可能性を予感させるヒントになります。

 

スパイクローとは、下落が連続した後の安値水準で下ヒゲの長いスパイク(図B)が発生することを言います。

 

下落したその先に強い支持ゾーンの存在を示し、相場転換の可能性を予感させるヒントになります。

 

③強気、弱気リバーサル

強気リバーサルは、下落トレンドが反転上昇する可能性のヒントになるプライスアクションです。

 

これは取引時間中に安値を更新し、直前のローソク足の実体部分を上回る終値で値動きが確定することが発生の条件です。

 

ローソクの実体部分以外に、高値も更新する終値となった場合は、強力な強気リバーサルの出現です。

 

強気リバーサルが発生した後は、下落基調が反転し価格の上昇の可能性が高まります。

 

弱気リバーサルは、上昇トレンドが反転下落する可能性のヒントになるプライスアクションです。

 

これは取引時間中に高値を更新し、直前のローソク足の実体部分を下回る終値で値動きが確定することが発生の条件です。

 

ローソクの実体部分以外に、安値も更新する終値となった場合は、強い弱気リバーサルの出現です。

 

弱気リバーサルが発生した後は、上昇基調が反転し価格の下落の可能性が高まります。

 

④インサイドバー、アウトサイドバー

インサイドバー、アウトサイドバー共に、前のローソク足の価格範囲に値動きが収まるプライスアクションです。

 

どちらも値動きを包み込む大きなローソク足のことを母線と呼び、母線の高値/安値のブレイク(一定水準の上抜け)を伺います。

 

インサイドは相場の保ち合いを現示しており、方向感なく値動きのエネルギー(値幅)が蓄積されていきます。

 

母線のブレイクはそのエネルギーの放出のきっかけとなりやすく、ブレイクした方向への売買がセオリーです。

※上抜けした場合は『買い』、下抜けした場合は『売り』

 

アウトサイドは、③などの他のプライスアクションと併発されることが多く、母線のブレイクする方向への売買がセオリーです。

 

複数本のローソク足を覆っているアウトサイドは売り買いが拮抗し、母線ブレイクによる値動きは強くなる傾向にあります。

 

また、アウトサイドとインサイドとの交互に発生することもあります。

 

⑤スラスト

灰色:陽線、陰線不問

スラストは日本語に訳すと、『刺し通す』という意味があります。

 

スラストにはスラストアップとスラストダウンの2種類があります。

 

スラストアップとは相場において「前日の高値より当日の終値が高い」状態であり、ロウソク足の状態が刺し通されているように見えるためそのような名前がつけられています。

 

このスラストアップは上昇トレンドの途中では、スラストアップが数多く発生する場合が多いです。

 

また、連続してスラストアップが発生している上昇トレンドは、値動きの勢いが強いことのサインでもあります。

 

スラストアップを探していくことで、トレンドの強さ(信頼性)を確認できるプライスアクションです。

 

スラストダウンはスラストアップの反対で、前日の安値より当日の終値が低い」状態です。

 

このスラストダウンは下降トレンドの途中では、スラストアップが数多く発生する場合が多いです。

 

また、連続してスラストダウンが発生している下昇トレンドは、値を下げる勢いが強いことのサインでもあります。

 

スラストダウンは、下降トレンドの強さ(信頼性)を確認できるプライスアクションです。

 

 

ただし、①〜⑤総じて、チャートの形だけを探してトレードしないようにしましょう。

 

値動きの背景等を加味して複合的に判断して然るべき場所で、プライスアクションが発生した場合に参考にすることが確率の高いトレードに繋がります。

 

ここまでが勝率7割超!? 覚えておくべきFXチャートの読み方 (プライスアクションについて)です。

 

まとめ

 

今回は・・・

 

プライスアクションとは

プライスアクションの種類と使い方

トレンド変換における5つのプライスアクション

 

というテーマでお話させて頂きました。

 

大事なのはできる限り負けない勝率の高いトレードを心がけることです。

 

上級トレーダーはプライスアクションを重要視しています。

 

プライスアクションについて初心者の頃から意識しておくことが上達に繋がります

 

最初はプライスアクションの概念を理解するところから始めてみてください。

 

それでは、また別の記事でお会いしましょう。

 

最後までご覧頂き、ありがとうございます。

 

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