トレーディングビューの使い方と特徴4選【無料版と有料版の違い】

相場分析のツールには様々なものがあります。

最も有名なのはメタクォーツ社の提供するMT4ですね。

今までは相場分析にMT4を使うトレーダーがほとんどでしたが、高機能ツールとしてトレーディングビューも注目を集めています。

このページではそんなトレーディングビューについて詳しく紹介していきます。

 

トレーディングビューとは

トレーディングビューはアメリカのTradingView社の提供する高機能ツールです。

高度なクラウド技術やブラウザ言語により、世界中のどこからでもアクセスできます。

相場分析だけではなく、投資家同士で情報共有ができることから、総合コミュニティとして利用される事もあります。

トレーディングビューはこちらから登録できます
 

豊富な銘柄の分析ができる

トレーディングビューは為替の値動きのみでなく、株価や貴金属、米国債、仮想通貨といった様々な銘柄に対応しています。

世界中で取引される銘柄のほとんどを網羅しているといってもいいでしょう。

通貨ペアと株式や資源との相関が分析できることが強みです。

例えばドル円の値動きを見る際に、日経やNY株価市場を分析するといった事も可能です。

豊富な銘柄の値動きが分析できる事で、優位性のあるトレードができます。

 

充実した分析ツール

銘柄と同様に分析ツールが豊富であることも魅力です。

移動平均線やボリンジャーバンドといった人気のインディケータはもちろん、ピボットラインやハーモニックパターンといったマイナーなインディケータも扱っています。

MT4に標準搭載されているインディケータは50種類です。

それに比べトレーディングビューでは100種類とかなり多い事が分かります。

手法の定まっている上級者だけでなく、手法を探したい初心者の方でも幅広い視点で分析できるメリットがあります。

 

トレーダー同士で情報共有

トレーディングビューは投資に関する情報収集もできます。

分析ツールであると共に、ソーシャルメディアとしての機能があります。

 

アイディア機能では世界中の投資家が相場や分析に関して意見交換をしています。

SNSのように投資戦略がつぶやかれるので、投資家の意見を自信のトレードに活かせます。

 

もちろん自分自身で投稿する事もできます。

気になるポイントや疑問点を投稿してアイディアを貰う事も可能です。

 

チャット機能も備わっているので、リアルタイムで情報共有できることも魅力ですね。

 

実際の取引ツールとして利用できる

 

トレーディングビューは実際の取引ツールとしても利用できます。

対応しているFX会社

  • FOREX.com
  • オアンダ・ジャパン
  • サクソバンク証券

上記の会社はFX会社の口座と連携することで、トレーディングビューから直接注文ができます。

2021年1月現在は対応会社が少ないですが、今後多くの会社で利用できるようになるといわれています。

 

無料プランと有料プランの違い

トレーディングビューは無料で使えますが、有料でアップグレードするができます。

料金プランは「BASIC」「PRO」「PRO+」「PREMIUM」の4種類です。

BASICは完全無料のプランですが一部の機能に制限があります。

有料にアップグレードすることで、どのようなメリットがあるのかを見てみましょう。

 

カスタム時間足

カスタム時間足という機能は無料のBASICプランにありません。

標準搭載されていない2時間足や8時間足といった時間足を自由に設定できます。

時間足を自由に設定する事で、分析の幅が広がる便利な機能といえます。

 

出来高プロファイル指標

出来高プロファイル指標では、指定期間における価格帯の取引状況をグラフで確認することができます。

出来高の状況が一目で確認できるので、相場の方向性やトレンドの強さを分析する際に便利な機能です。

 

表示チャートの数

プランによって1画面に表示できるチャートの数が変わります。

BASICプランは1、PROは2、PRO+4、PREMIUMは8となっています。

複数チャートを同時表示させると、通貨の相関性を見る際に有利になりますね。

 

チャート毎のインディケータ数

無料のBASICプランでは、チャート上に表示できるインディケータの数が3つまでと制限されています。

取引手法によっては3つで充分と考える方も多いでしょう。

しかし、多くのインディケータを表示させたい方は有料プランがおすすめです。

PRO:5、PRO+:10、PREPREMIUM:25とプランによって上限が異なります。

トレーディングビューはこちらから登録できます

 

まとめ

トレーディングビューはMT4と比べると利用者が少ないですが、今後人気が高まっていくツールであるといえます。

分析ツールの豊富さや取引銘柄の多さは他社のツールを圧倒する充実度です。

まずはBASICプランから無料で体験することをおすすめします。

使い方に慣れて物足りなさを感じたら、有料のプランを選択するといいでしょう。

情報共有のみであればどのプランで変わらないので、無料のBASICプランで充分です。

 

様々な機能を利用して優位性の高い相場分析を行いましょう。

 

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