2月18日週間レポート ロビンフッターの持たざる恐怖とは?

こんにちは、編集Sです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析の相場の週間レポートを担当させていただきます。

 

本日は為替、米国株、ビットコインなど相場全体を流れとユーロドル、ドル円チャートを中心に分析していきます。

 

ロビンフッターの心理を探る「持たざる恐怖」とは?

アメリカでは追加での給付金支援が決定し、その影響で

その影響で投資アプリ、ロビンフットを使う

ロビンフッター(個人投資家)がさらに影響力を持つ状況になっています。

現在は、実体経済とかけ離れた状況になっていると言わんばかりです。

また、ロビンフットユーザーは1300万人ほどに上り、あちらこちらで株が買われています。

株を持っていない自分は周りよりも遅れているのではないか

持った方が資産が増えるのではないか

と言った、「持たざる恐怖」により買われている感が強いのではないでしょうか。

現在、東証全ての売買と同じレベルになってきているロビンフット。
今後もロビンフッターには注意が必要です。

 

テスラ、マイクロストラテジーがビットコインを買い上げ天井知らず

テスラ社がビットコインを15億円ほど投資したのはつい先日の話ですが、マイクロストラテジー社(米ソフトウェア会社)も、9億もの転換社債でビットコインを買い増しすると発表しました。

続々と話題の企業がビットコイン決済の導入や、投資を始める中、アメリカの古参銀行もビットコインの取り扱いを始めることになったと言います。

 

しかし、現在は青天井のビットコインですが

流石に、コロナワクチンが普及して、コロナが落ち着く頃には一旦値下がりするんじゃないか?と予想しています。

 

米国債10年の金利が上昇、ドル買いが進む

1年ぶりに米国債の金利が1.31%と上昇し2月17日ごろ、為替相場は大きく動きました。

米国債の金利上昇がどんな影響が出てくるかこれからも注目です。

この状況では短期金利と長期金利の差が少しずつ大きくなるのではと考えています。

ただし、今は債権よりも株、仮想通貨を持っていた方が儲かるのでは?と考えている人が多いように感じています。

仮想通貨はあまり影響を受けずに変わらず上昇中です。

今後3、4ヶ月後には金融クラッシュでも起こるんじゃないか?とも思えます。

 

コロナの感染者が減少中、リスクオフ相場も近い?

緊急事態宣言、外出自粛のおかげかコロナ感染者も減ってきています。

日本ではアメリカや欧州に比べ遅れましたが、ワクチンの承認が降り医療従事者を中心に摂取が始まっています。

今後もこの調子で落ち着いていく場合は、現在のリスクオン相場(円やドルが売られまくる状況)の終焉になるのではと考えています。

 

今後のユーロドル相場の状況は?

2月18日14時 現在、ユーロドルは先日米国債の金利の影響を受けてドル買いが進みました。そこから1,204あたりを停滞しています。

一時的な下落と見ていますが、前回1.195まで下落しているので上からポジション持っている方は注意が必要です。またこのような急落は急騰につながることも多いためロットは軽くして取引する方が良さそうです。

 

今後のドル円相場の状況は?

2月18日14時 ドル円は先日、106円の壁を突破してきました。

前回の上昇では106円届かず、104.5円まで下がったのですが、ドル買いが一気に進みロングポジションで持っていた方はかなりの利益になったのではないでしょうか。

引き続き長期はロング目線ではありますが、一時的に下がることも考えられます。ドルも円も安全資産として買われやすい通貨ですので、一旦ノーポジション、保留していきたいと考えています。

 

以上、今週のレポートでした。

また来週も楽しみにしてくださいね!

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