こんにちは、VISIONARY INVESTORSの編集Sです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析の相場の週間レポートを担当させていただきます。
本日はFOMC後相場がどう動いたか、
メジャー通貨ではないのですが、ニュージーランドドルが急落、その他通貨も軟調の理由を解説していきます。
先週の記事も参考にご覧ください。
こんにちは、編集Sです。 毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、 週半ばにファンダメンタル分析の相場の週間レポートを担当させていただきます。 先週はリスクオン気味(ドル売り)の相場が続きました。雇用統計[…]
FOMCでは緩和継続、何もしないとの方向性を不安視した株の下落
FOMCでは金融緩和継続ということでFRB(連邦準備理事会)のパウエル議長は
10年米国債の金利が上昇してもそんなに危険視していない。
投資家の皆さんは警戒しすぎなのではないか。
といった内容の発言をしました。
FOMC直後18日には、一時的に上昇したものの、
緩和継続の発言、長期金利上昇に対して何もしない姿勢に不安を感じた投資家たちが株式を売り、
さらに今回のFOMCでは6月ごろにテーパリング(量的緩和の縮小のこと)を行うのではないかという見解を示したという記事も出ておりその影響かさらにじりじりと株式は下げ傾向にありました。
テーパリングとは中央銀行が超金融緩和状態から抜け出す過程の1つの戦略です。
量的緩和策による資産買い入れ額を徐々に減らしていくことでお金が溢れかえって飽和した状態から雇用の改善や正常な物価に戻るように出回るお金の量を調整する方法です。
このテーパリングが起こった場合、今までリスクオンだった市場はリスクオフの方向へ向かっていきます。
リスク資産=株式が売られ、安全資産=債権やドル、ゴールド等が買われるような状況になっていきます。
NZドルの下落、他通貨も軟調気味
ニュージーランドドルの下落に関して、政策金利の利上げが低下したことが大きく影響しました。
NZの住宅市場は非常に高騰しており、その過熱の抑制とNZの景気の鈍化が原因になります。
また豪ドルも大雨被害、洪水の影響など天災が原因で売りが強いと言った状態です。
他、欧州の方でもコロナウイルス感染拡大によるロックダウンが決定し、感染が増えることで経済が滞るのではないかという懸念もありユーロも軟調と言った状況です。
まとめ
今週は相場の方向転換【リスクオンからリスクオフへ】が起こる境目かもしれません。
非常にツールが活躍してくれており、この相場では順調に稼いでくれています。
上記は3月1日〜23日までのツールの利益、100万円運用、月利14%です。
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こう言った方向感のないレンジ相場ではツールがしっかり稼いでくれます!
またトレンド相場が出てきたら裁量トレードでもしっかり利益にしていきましょう。