4月7日週間レポート バブル末期の相場状況

こんにちは、ビジョナリーインベスターズの編集Sです。

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今週は出遅れたユーロドル 、高値圏のドル円を中心に今後の相場状況をまとめていきます。

 

米国株(S&P500)は史上最高値4000ドルを突破

4月1日木曜日、バイデン大統領のすすめる、インフラ整備と気候変動対策に2兆ドル超(約255兆円)を投じる経済対策を発表した影響で株価も上昇しました。

4月2日金曜日、S&P500が最高値を更新、4月6日も続伸し高値を更新してきています。

またアメリカの雇用統計では、予想も良い数値でしたが結果はさらに良い数値でありリスクオン方向へ上昇しました。

 

さらにOPECプラス(石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国による連合体)では

5月〜7月に協調減産というものを行います。協調減産とは産油国が協力し、世界の原油の産出量を減らすことです。それを段階的に縮小すると決定しました。

つまり、結果的に原油の供給量を増やすことになります。

これを受けて通常、相場は供給量が増えれば原油相場は下落するんですが反して上昇。これは需要の回復の期待で上昇したのかと想定されています。

現在は一旦下落してレンジに入っていますが、ゴールドマンサックスのレポートでは需要の回復は想定を上回り、今年の7月〜10月には原油不足になる可能性があるとしており、今後も価格上昇していくのではと見ています。

 

今週のドル円、ユーロドル 相場は?

4月6日22時現在のチャートになります。ドル円は大きな陰線をつけ110円を割りました。

米国債金利も1.7%を割ったのが原因かと思いますがまだまだ金利も上昇余地があり、ドル円の上昇が止まるかどうか不透明です。112円ほどまで上昇する可能性も視野に入れています。

 

4月6日22時現在のチャートになります。ユーロドルは4月に入りやっと上昇してきました。

他通貨が米国債の金利上昇の影響でドル高、株高、リスクオンとなっており、ユーロドルだけ少し出遅れていた感がありましたが今週は引き続き上昇していくのではないかと考えています。

 

あくまでも個人的予測ですが、バブル末期のような相場になりつつあります。4月の相場は過去15年ほどの傾向から見ても上がりやすく、月足で見ても終値が高い(陽線)で終わることが多いです。

4月末〜5月ごろまで株も金利も上昇し、それまではリスクオンの相場になるのではないかと推測しています。

 

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