こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析の相場の週間レポートを担当させていただきます。
4月2週目の為替相場振り返りと相場展望を解説していきます。
分析には移動平均線の集合体であるGMMAを用いています。
早速見て行きましょう。
USD/JPY
長い上昇トレンドが続いていたドル円相場ですが、見立てどおりトレンドの転換をしてきました。
週を通して強い下落となりましたが、強い円買いが要因ですね。
先週の始めはイースター休暇によって市場参加者が少ない状況ではありましたが、週末にかけてはしっかり反発する形になっています。
今週のポイント
金曜日にはリスクオンの動きで上昇を決めていますが、下降トレンド過程の押し目ではないかと見ています。
相場展望としては下落の継続との予想です。
平均値が小さくなった場合は、110.00~109.00円ほどの値幅でレンジが継続するかもしれません。
いずれにせよ高値更新は難しいと思いますが、ファンダの影響で急騰の可能性もあるので信ぴょう性は低いです。
EUR/USD
EURUSD1時間足です。
ドル売りの影響も強く出ましたが、ユーロの買いも強かったため上昇目線になっています。
小さな反発はしていますが、トレンドの転換とはならず緩やかな上昇が継続する週となりました。
今週のポイント
今週も上昇トレンドの継続が続くのではないかと見ています。
赤の長期線束が緩やかに上昇していますが、角度が緩やかであればあるほど反発が弱い傾向
にあります。
1.19465付近にラインがあるので、そこまで到達してからが勝負ですね。
ラインをブレイクして来れば更なる上昇に繋がると見ています。
GBP/USD
GBPUSD1時間足です。
ドル売りが強いにも関わらず、ポンド単体での売りが加速した影響で強い下落の相場になりました。
先ほどのEURUSDと比べると、GMMAが急な角度となっているため安値圏で一時的に反発をしています。
今週のポイント
金曜日の終値にかけて再度安値挑戦の動きを見せています。
1.30706付近が意識されているポイントとなりますが、このラインを抜けるかどうかで目線が変わってきそうです。
ブレイクすれば強い下目線の継続、反発すればレンジorトレンド転換と見ています。
まとめ
- USD/JPY→下降トレンドの継続or110円~109円の間でのレンジ
- EUR/USD→1.19465をブレイクしてくれば上昇トレンドの継続
- GBP/USD→1.30706をブレイクすれば強い下目線、反発すればレンジorトレンド転換
ドルや円の影響が強い相場が続いていましたが、ポンドは単体で動いてくるようになりました。
この4月に入って相場ががらりと変わってくる可能性も高いので、広い視野で相場を見ていきましょう。