こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析の相場の週間レポートを担当させていただきます。
4月4週目の為替相場を振り返り/相場展望解説を行います。
分析には、移動平均線の集合体であるGMMAを用いています。
早速見て行きましょう。
USD/JPY
USD/JPY1時間足相場です。
安値圏でのレンジを組む形になりました。
2週間ほど強い下落相場が続いていたこともあり、相場が落ち着いて来たと見られます。
GMMAで見ても短期線束、長期線束が横一直線に並ぶ形となっており、相場の方向性が掴めない相場となりました。
今週のポイント
安値圏で意識されていたラインを大陰線でブレイクしてきましたが、直ぐに反発をしました。
来週は再度このラインを挑戦するかどうかが焦点となります。
107.486のラインまで挑戦してブレイクしてきたら、下目線の継続が考えられます。
月末という事で、極端に強いトレンドとなる可能性は少ないと見ています。
下値反発でレンジの継続も考えられるので、ラインを大きくブレイクしてからがチャンスといえるでしょう。
EUR/USD
EURUSD1時間足です。
高値圏でレンジ気味の相場ではありましたが、金曜日にブレイクして上昇をしてきました。ユーロの買いが強くなっている状況であったため、上昇トレンドの継続となっています。
チャート画像の〇をしたポイントですが、20日に付けた高値の1.20378付近で反発をした後に高値挑戦で上昇をした形です。
今週のポイント
GMMAの目線で見ると上昇目線ではありますが、高値圏で再度レンジを組む形になると見ています。
上昇の角度が急な場合は、それほど値幅が抜けないケースが多いです。
次は安値ラインとして1.20378が意識されやすくなりますが、このラインを抜けて来ると上昇トレンドの転換になるとも考えられます。
GBP/JPY
GBPJPY1時間足です。
週初めは強い上昇を決めましたが、その後下落して安値圏でのレンジを組む形になっています。
GBPUSDで見ても下落になっていることから、ポンド単体での売りが加速したと見て良いでしょう。
今週のポイント
GMMAの目線で見ると強い下目線になると見ています。
ただし、月末で反発が強い相場になる可能性もあるので、レンジ継続も視野に入れておきましょう。
149.256付近のラインが意識されると見ているので、ラインをブレイクしてくると強い下落トレンドが発生すると考えています。
まとめ
- USDJPY→107.486のラインまで挑戦してブレイクしてくると下目線の継続
- EURUSD→高値圏でのレンジor1.20378を下抜けするとトレンド転換
- GBPJPY→安値圏でのレンジ継続or149.256付近のブレイクで下落トレンド継続
以上となります。
月末は反発が強い相場になるケースが多いので、各通貨でレンジが発生する可能性が高いです。
大きな値幅を抜けるトレンドは、重要指標の多い月初めになると考えています。
基本的には慎重な取引を心がけて、5月始めのトレンドに期待することが賢明です。