こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析の相場の週間レポートを担当させていただきます。
5月2週目の相場振り替りと相場展望を解説します。
分析には複合体移動平均線のGMMAを用いています。
USD/JPY
USD/JPY1時間足です。
長い上昇トレンドが続いた後で先週には下落気味の相場でした。
ISM製造業指数の指標をきっかけに米ドルの買いが強まり、急激な上昇をした形になっています。
ローソク足の上下幅が徐々に小さくなる三角持ち合いというチャートパターンからのブレイクですね。
今週のポイント
大きな上昇をした相場ではありますが、週末にかけて再度持ち合い相場となっています。
これはさらなるブレイクの前兆と捉えてよいでしょう。
安値への挑戦が強まっている事から、109.258のラインを抜けてくると強い下落が期待できるポイントです。
反対に、このラインで何度も反発してくれば下落への力が弱くなり、大きな上昇に転じる可能性もあります。
EUR/USD
EUR/USD1時間足です。
上昇下落の波が激しい相場になっています。
週初めは米ドルの影響が強く出ましたが、週末にはユーロ単体での買いが強くなり上昇を決めた形です。
今週のポイント
GMMAが綺麗に交わってから上昇をしているので、このまましばらく上目線になると考えられます。
また、先ほど紹介したUSD/JPYが下落方向にブレイクすると、大きなpips幅が見込めるポイントです。
ポジションを持つとしたらUSD/JPYとの相関がかなり重要となってくるので、急激な相場変動に注意しましょう。
GBP/JPY
GBP/JPY1時間足です。
先週から持ち合い相場が続いていたため、週初めから大きなブレイクとなりました。
為替相場では持ち合い相場もそうですが、レンジ期間が長くなった時もブレイクの前兆となりやすいです。
前々週は1週間を通して長いレンジを作ったので、出来るべくしてできたトレンドと言えるでしょう。
今週のポイント
週初めに大きく上昇しましたが、週末にかけては大人しい値動きになっています。
高値圏で充分な売買が確認できない状態であるため、再度強いブレイクの可能性高いと見ています。
GBPUSDで見ても上昇目線に切り変わっていることから、週を通して強い上昇になると予想します。
まとめ
- USD/JPY→109.258のラインを抜けてくると強い下落になると予想
- EUR/USD→基本的に上目線。米ドルの売りが加速すればpipsが大きく抜ける相場
- GBP/JPY→週を通して強い上昇、ポンドは買いの勢いが強い状態
今年に入ってから見ると平均値の低い相場になっているので、利益確定のpips幅はいつもより小さめに設定した方がいいかもしれません。
また、トレンドの発生が一時的で、週を通して継続しない傾向にあります。
持ち合い相場が多いので、急激なブレイクを狙っていくのも1つの手ですね。