ボラティリティが小さい相場の継続傾向【5月24日週間レポート 】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートさせていただきます。

5月3週目の振り返りと、相場展望を解説していきます。

分析には移動平均線の集合体であるGMMAを用いています。
早速見ていきましょう。

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。
先週は持ち合い相場からの急な上昇となっていましたが、今週は一点して転換してきました。
GMMAの赤(長期線束)を見ると緩やかな下落となっており、上値への力が弱い事が考えられます。
FOMCの影響もあって一時的に大きく上下しましたが、明確なトレンドには繋がっていません。

今週のポイント

チャート画像の〇で囲んだポイントをご覧ください。
GMMAの赤と青の束が交わりそうになっています。
この段階で上昇目線と考えロングを入れるとだましに合いやすいので注意しましょう。

ここがしっかりと交わって、直近で意識されるラインを抜いてからがチャンスです。
109.112あたりまで緩やかに上昇してくれば、上目線に切り替わるポイントであると見ています。角度が急だと反発して大きなトレンドに期待できません。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。
先週の終わりから緩やかに上昇を決めていましたが、週の初めはトレンドの継続となりました。
高値を決めてから大きく反発をしましたが、再度値を戻したので高値圏でレンジを作っています。
ダブルトップという高値ラインで2度の反発をするチャートパターンが形成されている状態です。

今週のポイント

ダブルトップからは強い下落に転じやすいですが、金曜日には1.21603あたりのラインできっちり反発をしています。
今週はこのラインに再挑戦するかどうかがカギとなってきそうです。
再度ライン挑戦後に反発をすればレンジの継続、ラインをブレイクすればトレンド転換で下目線に切り替わると見ています。

 

GBP/JPY

GBP/JPY1時間足です。
先週から持ち合い相場が続いていましたが、ポンドの平均値が低かった事もあり今週も大きな動きはありませんでした。

5月19日に一時的な下落をしていますが、直ぐに反発している状況です。
GBPUSDも同じような相場になっており、ポンドへの出来高が少ない状態が続いていると言えるでしょう。

今週のポイント

レンジ期間が長くなっているので、今週は大きなトレンドが発生するのではないかと見ています。
19日の下落後も三角持ち合い相場を形成しており、次に大きく動いた方向にトレンドができそうです。
方向性は定まっていませんが、相場状況を見る限り上ではないかと考えています。

月末という事でリスクオフの動きになれば、下落の可能性も充分考えられるので無理にロングポジションを持てばいいというわけでもありません。
トレンドの形成が確認出来てから、同じ方向にポジションを持つのが賢明です。

 

まとめ

    • USD/JPY→109.112まで緩やかに上昇してくれば、強い上昇トレンドに期待できる
    • EUR/USD→1.21603付近を下抜けすれば下目線、反発すればレンジ継続の可能性
  • GBP/JPY→目線は定まっていないが、レンジ期間が長いのでブレイクの可能性は高い

平均値が小さくなっているので、FXとしては良い相場といえない状況が続きます。
また、今週は月末なので、このままボラティリティが小さい相場の継続が考えられる状況です。
無理な取引では資金を溶かしやすいので、大きなpips幅は狙わずコツコツと積み上げることが重要かなと思います。

 

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