ユーロドルは1.18899のブレイクの上昇となれば強い上昇トレンドが期待できる【7月12日週間レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートします。

 

7月2週目の為替相場を振り返ります。

分析には、複合型移動平均線であるGMMAを用います。

早速見ていきましょう。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

先週は強い上昇の相場となりましたが、今週は一転して下落が強い相場になりました。

円買いによるリスクオフの動きとなっています。

為替相場の特徴として、大型のA(急騰→急落)大型のV(急落→急騰)の形ができると強いトレンドが発生しやすいです。

110.400のラインで一時的に反発をしていますが、2回目の下落でブレイクしてそのまま売りが強くなった状況となります。

 

今週のポイント

一通り相場が暴れたので、今週は落ち着いた相場になってくると予想しています。

金曜日になって転換していますが、110.400のラインが意識されてその価格内でレンジを決めてきそうです。

しかし、ラインで数回反発してブレイクしてくれば、再度上昇に転じる可能性もあります。

先週が円の力で強く動いたので、米ドルの動き次第で目線が変わりそうです。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

EUR/JPYは円買いに巻き込まれて大きな下落となっていますが、こちらは一定期間で反発を繰り返す相場になりました。

明確なトレンドは出ていません。

赤い〇を付けたポイントは、意識されていた安値のラインです。

週明けからの下落時に小さく反発をしましたが、その後下落して安値の更新をしています。

このような、波を付けて緩やかな下落をした場合では、反発が早くなるケースが多いです。

結果的に、安値を付けた後は直ぐ上昇に転じる形になりました。

 

今週のポイント

上昇方向に進んでいるという事で、7月6日に付けた高値ラインが意識されると見ています。

このまま高値挑戦後に、1.18899の高値で数回の反発→ラインブレイクの上昇となれば強い上昇トレンドが期待できる場面です。

GMMAの短期線束と長期線束がしっかり交わってからの上昇であるため、強いトレンドに期待が持てます。

ここ2週間は米ドルと日本円での動きに左右される事が多いので、相関には充分注意して見ていきましょう。

 

GBP/USD

GBP/USD1時間足です。

こちらもGBP/JPYで円買いによる下落をしたので、相関が見にくい週となりました。

週初めには大きく下落をして何度も安値に挑戦をしました。

下ヒゲを頻発させている事がわかります。

このまま安値ラインを更新したら下落に転じるシナリオでしたが、頻繁な反発にショートの勢力が下落を諦めました。

その結果、ショート勢による損切りで週末にかけて上昇した形です。

 

今週のポイント

目線では上のように感じますが、相場の方向性は見極めにくくどっちに転ぶか分からない状態です。

週またぎをしたくないショート勢の損切りから、角度の強い上昇になったと考えられるので週明けの動きが重要となります。

1.38989のラインで終値を付けていますが、ここが高値と意識されて再度下落に転じる可能性も充分にあると考えていいでしょう。

 

まとめ

  • USD/JPY→110.400のラインが意識されてその価格内でレンジ
  • EUR/USD→1.18899の高値で数回の反発、その後ラインブレイクで強い上昇トレンド
  • GBP/USD→相場の目線は決まっていない、週明けの初動次第

 

7月に入ってから荒れ相場が続いています。

大きなトレンドは作るのでFXでは狙い目ですが、

円や米ドルといった片方の通貨で動く事が多いので相関が読みにくい相場です。

機関投資家の売買も考えられる値動きなので、テク二カル分析の方は相場が落ち着いてから狙うと損をしにくいでしょう。

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