週末に雇用統計もあるため安易なエントリーは禁物【8月2日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートします。

 

7月最終週の為替相場を振り返ります。

チャート上には相場の方向性を分析するために、移動平均線の集合体であるGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

週を通して下落の強い相場になっています。

週初めはドル売りの影響で急な下落をしましたが、

角度が急であったためすぐに反発→再度下落方向と波を作って下落した状態です。

 

また、木曜日にはFOMCがかなり意識されていましたが、それほど大きな動きになることはありませんでした。

そのかわり、全体的に平均値の高い相場となっています。

 

今週のポイント

今週は8月相場のスタートという事で、月初めらしく大きなトレンドが出ると見ています。

ただし目線の予想が難しく特に根拠を持って狙えるわけではないです。

 

このままGMMAの短期と長期が交わってくれば上昇に転じてもおかしくはないと考えていますが、

週末には雇用統計もあるので安易なエントリーは禁物です。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

週を通して強い上昇となりましたが、テクニカル通りの動きとなっています。

先週からの動きを見ると、ローソク足の波やサイズが小さくなる三角持ち合いの形成。

 

今週は安値に挑戦後、下ヒゲをつけて上昇という形になっていますね。

この下ヒゲはショート勢力の粘りが表れています。

結果的に買いの力が強かったので、ショート狙いの勢力が諦めて損切りしたことが強い上昇に繋がったと言えるでしょう。

 

今週のポイント

米ドルとの相関次第ではありますが、基本的には上昇目線で推移すると見ています。

週末金曜日には一時的な下落をしているものの、これは上昇過程の押し目であるという予想です。

1.19072あたりの高値ラインをじわじわと割ってくれば、強い上昇トレンドに期待できるのではないかと考えます。

 

GBP/JPY

GBP/JPY1時間足です。

高値で反発をしているのが分かります。

先週からずっと上昇をし続けてようやく反発をした形です。

GBPUSDではドル売りの影響で高値更新となりましたが、GBPJPYの方は高値ラインでしっかり弾かれました。

いずれにせよポンドの強い買いが確認できた相場です。

 

今週のポイント

まだ転換と見るには早いと考えています。

高値挑戦後にラインをブレイクしてくると、更なる上昇トレンドの継続になると見ていいでしょう。

また、転換するとしたら152.480のラインをしっかり下抜けしてからになると考えます。

現状では目線の把握ができないので、週明けの動きに注目です。

 

まとめ

  • USDJPY→目線が定まっていない。GMMAが交わって初動で上昇すれば上昇トレンドのチャンス
  • EUR/USD→上昇過程の押し目、1.19072あたりの高値ラインを抜ければトレンド継続
  • GBP/JPY→現状で目線は見えない。高値ラインブレイクか152.480のラインをしっかり下抜けしてからが勝負

 

月替わりという事で重要指標が多くなる週であることから、自身を持った目線の予測ができません。

大きなトレンドは作ってくる可能性が高いので、FXでは狙い目の相場になると考えていいでしょう。

だましやファンダでの急変動には充分警戒してください。

 

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