金曜日の米国雇用統計に要注意【8月31日週間レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートします。

 

8月4週目の為替相場を振り返ります。
チャート上にはトレンドが視覚的に判断できるように、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。
緩やかな上昇をしていますが、それほど大きなトレンドは出ませんでした。

8月19日に付けた高値を更新する事はなく持ち合い状態で推移しています。
高値でし戻されたことから、週末の金曜日には決済による強い下落になった形です。

今週のポイント

金曜日の下落は投資家達が上昇を諦めたことによる下落のため、まだ目線は見にくい状態です。
再度高値に挑戦してくればブレイクがあると見ていいでしょう。

1時間足で見た時に4回ほど反発しているので、そろそろラインが効かなくなってくると考えています。
再び上昇後に110.220のラインを超えてくると強い上昇になるとの予想です。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。
週を通して上昇の強い相場になりました。

EUR/JPYでも緩やかな上昇となっているので、ユーロの買いが強かったと考えていいでしょう。
金曜日にはドル買いに影響で急騰しましたが、8月13日に付けた高値ラインで反発をしています。
8月から強い下落が続いていましたが、月末にかけて価格を戻した形です。

今週のポイント

高値ラインで終わった事もあり、この高値ラインを抜けてくるかが重要となります。

1.18050付近を上にブレイクしてくれば、強い上昇に期待が持てるポイントです。
押し戻されるような事があれば、高値ラインが意識されたレンジを形成すると見ています。
今週は米国雇用統計があるので米ドルが起点となって動く可能性が高いです。

 

GBP/JPY

GBP/JPY1時間足です。
強い下落が続いていましたが、しっかり安値を付けて転換をしてきました。
安値圏では下ヒゲを連発させており、安値の力が弱くなっている事が把握できます。
転換とはいっても力強い上昇ではなく、緩やかな上昇後に持ち合い相場を形成した状況です。

今週のポイント

持ち合い相場ではありますが上昇の力は強いと見ています。
151.416付近のラインが強く意識されていますが、数回の反発を繰り返しているので、次の挑戦でブレイクするとの予想です。

まとめ

  • USD/JPY→目線は決まっていないが、110.220のラインへ挑戦すると強い上昇が見込める
  • EUR/USD→高値更新で上昇、押し戻せば高値ラインを起点としたレンジ
  • GBP/JPY→151.416付近のライン再挑戦後のブレイクで上昇

火曜が8月最終日で水曜日から9月のスタートです。
重要度の高い指標が多いことから平均値が上がってきそうです。

また、金曜日には米国雇用統計もあるので、様子見に入った投資家によりだましが増える可能性もあります。
米ドルの動きには特に注意して分析していきましょう。

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