ユーロドルは下落orレンジで推移【9月8日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートします。

 

8月最終と9月始まりの為替相場を振り返ります。

チャートには移動平均線の集合体であるGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

先週に引き続き極端なトレンドが出る事はありませんでした。

上下の幅は大きいので平均値はとても大きいですが、一方方向に傾く事はなく推移した形です。

黒い〇で記した箇所では、意識される価格帯を一本のローソク足で大きくブレイクしたポイントになります。

ラインは小さなローソク足で徐々にブレイクしてくるとトレンドに繋がりやすいですが、このように大きなローソク足でブレイクすると反発しやすいです。

 

今週のポイント

 

週末の下落は雇用統計によるものですが、安値のラインが効かなくなっているので下落の力が強くなるのではないかと見ています。

109.584付近の価格帯が強く意識されているので、下値にブレイクしてきたらチャンスです。あくまでもテクニカル視点での分析であり、ファンダによる急騰急落の可能性もあり得るので注意して見ていきましょう。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

ユーロ円でも上昇していたので、単純にユーロの買いが強い相場であったと言えるでしょう。

 

9月2日には一時的な反発をしましたが、直近の高値ラインで反発をして再度上昇に転じています。

先週に引き続き緩やかな上昇が継続する週となりました。

 

今週のポイント

今週にEURUSDで付けた高値(1.19066)あたりのラインは7月30日にも付けたラインです。

結果そのラインで反発をして終わった形ですが、その価格帯を超えてくるかが重要となります。

再度高値ライン挑戦後に上回ってくるような事があれば上昇の継続が見込めます。

週初めに下落方向に転じれば、そのまま転換orレンジで推移すると見ていいでしょう。

 

GBP/JPY

GBP/JPY1時間足です。

ポンドもそれほ強上昇ではありませんでしたが、買いにより緩やかな上昇となりました。

小さな反発を繰り返していますが、押し目となって上昇した形です。

クロス円という事で、雇用統計の影響は特に受けることなく終了しました。

 

今週のポイント

 

今週は下落方向に転換してくるのではないかと思います。

高値圏で2回反発をしているので、ダブルトップの形を作っている状況です。

このまま下落に転じて151.852あたりのラインが意識されるポイントとなります。

このラインをしっかり割ってくると転換してくると考えていいでしょう。

 

まとめ

  • USD/JPY→109.584付近のラインを下抜けしてくれば下落の前兆
  • EUR/USD→1.19066を超えれば上昇トレンド継続
  • GBP/JPY→ダブルトップからの下落、151.852を割ってからが勝負

 

今週は、オーストラリア、EU、カナダの政策金利がある週です。

先週に引き続き平均値が高くなる相場ではないかと見ています。

指標による、だましもあり得るので警戒して見ていきましょう。

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