こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートします。
9月4週目の為替相場を振り返ります。
チャート上にはトレンドの角度を示すために、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。
USDJPY
USD/JPY1時間足です。
先週はドル買いor円売りの力が強く、1週間を通して急騰する相場となりました。
週末でも決済が入ることなく大きな上昇を決めています。
直近に意識されそうな価格帯が多くありましたが、反発をすることなくラインを破っている状況です。
長いレンジが続いていたこともありブレイク方向の指値が集中していたと見ていいでしょう。
今週のポイント
角度の強い上昇であるため一時的には反発をしてくるのではないかと見ています。
8日に付けた高値ライン(110.400付近)がサポートとして機能すると考えられるので、この価格帯まで下げて再度上昇したら上昇過程の押し目をつけたトレンドの継続の可能性があります。
しかし、ラインを徐々に下回ってくるのであれば転換になるとの予想です。
EUR/USD
EUR/USD1時間足です。
週初めには平均値が小さく持ち合い状態が続いていました。
若干のユーロ売りは確認できましたがドルの影響が強かったと見ていいでしょう。
相関が喧嘩しての持ち合いです。
22日にはFOMCの影響を受けて大きく下落しました。
しかしその後は安値をつけて転換をしており、長期的であったトレンドの終わりを予想させる動きとなっています。
今週のポイント
EURJPYを見ると円の力で大きく上昇をしています。
ユーロには買いが入っている状況のため、今週はこのまま転換した上昇となってもおかしくはないです。
現在の価格帯をじわじわと抜いてくるとさらに買いが集中すると見ています。
GBP/JPY
GBP/JPY1時間足です。
長い下落トレンドが続いていましたが、円売りの影響で上昇の強い週となりました。
ポンドにも強い買いが確認できたので、リスクオンの動きが顕著に出た形です。
安値圏で下ヒゲを多くつけた状態で反発していたので、ショートを諦めた勢力の利確が進んだのも要因と言えるでしょう。
今週のポイント
テクニカルの目線で見るとポンドの勢いは強いと見ています。
今週の相場ではまだまだトレンドの継続があるとの予想です。
しかし仮に伸びたとしても13日に付けた高値ライン(152.732付近)が限度ではないかと考えられます。
まとめ
- USD/JPY→一時的な反発、8日につけた高値ラインがサポートととなれば上昇過程の押し目となりトレンドの継続
- EUR/USD→現在持ち合っている価格帯をじわじわとブレイクすると週を通して上目線
- GBP/JPY→テクニカルでは上目線、13日につけた高値ライン(152.732付近)までは順調に伸びると予想
今週は9月最終週です。
月末ではありますが、水曜以降に注目度の高い指標が集中しています。
また金曜日には10月スタートということで平均値の高い相場になると見ていいでしょう。
値幅の獲得には最適ですが、ファンダの影響でダマシが増える可能性もあるので注意です。