こんにちは!ビジョナリーインベスターズアカデミーのアンバサダーらいです。
このテーマではらいがVIAの会員さん、未会員さんに関わらず
ご質問いただいた内容にお答えするコーナーです。
FOMC後、米国10年債の金利は上昇していますが、テーパリングで今後も金利は上昇傾向でしょうか?
ついては円安ドル高の方でしょうか?
ランさん質問ありがとうございます!
仰る通り10年債はどんどん上昇しています。ただ、現在は少し面白い状況が発生しているんですよね。
皆さんは「イールドカーブ」という言葉を知っていますか?イールドカーブとは、債券の最終利回りと残存期間に対応する点を繋いだ線のことを指します。
もしかしたら、初めて聞いた方もいるのではないでしょうか?
中でも国債のイールドカーブは代表的なものなのですが、30年債と20年債が逆行していたしていたんですね。これはかなり凄いことで、ベテランのトレーダーでも”初めて見た”という人がいるくらいなんです。
通常は長期金利は短期金利を上回っているのですが、現在はこれが逆になっているんです。これが何を指すかというと、みんな目先のお金に注目しているってことなんですよ!
ランさん質問内容に話を戻すと、現状はこの金利上昇と円安ドル高が進むと思っています。ただ、リーマンショック級の急落が起こる可能性もありますので、注意するようにしてください。
私はまだ経験していませんが、リーマンショック前の相場状況と比較すると「よく似ている」という言葉を頻繁に耳にします。株が急落すれば、当然お金の流れも大きく動きます。
株・ドル・ゴールド・10年債・ビットコインなど、お金が様々な方向に流れていく可能性があるため、今の相場もガラッと変わるでしょう。
イールドカーブについて詳細はこの記事でもご紹介してます。