方向感失いレンジ相場に!クロス円上抜けなるか?【4月18日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

4月2週目の為替相場を振り返ります。
チャート上には複合型移動平均線のGMMAを表示させています。

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

今週は、再度高値を更新した事で大きな話題となっています。

日銀や政府の動向が注目されるほどの円安水準です。

週明けには下窓を付けてきたので、一度下落を挟むかと思われましたが、それに反して上昇を決めています。

一時的な下落を決めていますが、3月28日の高値ラインがサポートになって、そのまま高値を更新した形です。

最終的には126円台で終値を迎えています。

今週のポイント

テクニカルで分析すると、まだ上昇トレンドは終わっていない状況です。

しかし、円でも米ドルでも荒れ相場になったということで、一旦はレンジを迎えるのではないかと見ています。

レンジ幅は、126.683〜125.727あたりです。

ただし、高値の更新は充分あり得るポイントなので、基本的には相関を見ながら慎重に狙っていきましょう。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

こちらも週明けすぐに窓を付けて上昇しています。

月曜日から強い上昇を見せましたが、急騰であったため反発も早かったです。

その後は、上昇下落を繰り返しレンジ相場を形成しています。

レンジ相場とは言っても、高値と安値の間は10 0pips以上の大きな幅で、

ユーロ・円共に活発な売買が行われていたことが分かります。

今週のポイント

今週のEUR/JPYは、レンジ相場が収束するかどうかが重要となってきます。

平均値が高い状態なので、一旦は値動きも静かになり持ち合い相場を形成するかもしれません。

基本的には上昇目線の相場になるので、このまま高値ライン(137.129付近)を超えてくれば、上昇方向にシフトする可能性もあります。

現段階では上下に大きくヒゲを付けているので、ダマシに合う可能性も高いです。

USD/JPY同様、慎重に分析をしていきましょう。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

これまでは、強い下降トレンドが続いていました。

今週の初めはレンジ気味に推移してスタートしています。

反発をして、それまで意識されていた高値ラインに挑戦をしていますが、4月14日の高値挑戦ではすぐに下落をしました。

それまでに付けていた安値ラインも大きく下回るほどの急落で、安値の更新をしています。

週末はイースターの影響でそこまで大きな動きはなく、持ち合い相場での閉場です。

今週のポイント

ドル買いの強い相場なので、上昇方向に転換してくることは考えにくいです。

ユーロの売買動向にもよりますが、基本的にはレンジ相場を形成してくるのではないかと見ています。

安値の起点は1.07571あたりです。

ドルの買いが進行すれば安値ラインを下抜けしてくることも考えられますが、そこまで大きなトレンドにはなり得ないと考えます。

現在の価格帯で持ち合い相場を作ってきてからが、トレンドの前兆になるでしょう。

 

まとめ

USD/JPY→126.683〜125.727の幅でレンジ形成。高値更新もあり得るので注意

EUR/JPY→レンジ幅の収束。週明けすぐに高値を上抜けしてくる可能性もある

EUR/USD→1.07571の安値が起点となったレンジ。米ドルの買いが進攻すれば安値ラインを割ってくることも考えられるが、大きなトレンドができるとは予想しにくい。

米ドルや円での動きが大きく、各通貨で荒れた相場になっています。

平均値自体は高いので、小さなレンジ幅を狙っても30pips以上の獲得が見込めるポイントです。

相場の方向性が定まっていない通貨も多いので、ドルと円の相関を見ながら狙っていきましょう。

 

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