20年ぶり円安!今週にはFOMCも控える【6月12日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

6月2週目の為替相場を振り返ります。

チャート上には、トレンドの強弱を把握しやすくさせるために、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

前週に引き続き上昇トレンドを形成してきました。

2002年から約20年ぶりの更新という事もあり、大きな話題となっています。

各通貨での相関を見ると、明らかに円売りが加速している状況です。

ドル買いの影響もちらほら見られましたが、クロス円ではほぼ同じ相場になっている事から、円での影響が強く出た相場と言えるでしょう。

金曜には一時的に円買いが進みましたが、その分ドルの買いが入ったため、高値圏でレンジを形成して終値を迎えています。

 

今週のポイント

テクニカルでの分析が効かない相場ですが、意識されるラインが近くにないので、このまま上昇を決めてくる可能性も充分にあります。

今週は、水曜の27時にあるFOMC、金曜の15時30分にある日銀黒田総裁の定例記者会見に注目です。

FOMCでは段階的な利上げが実施される予想となっており、米ドル起点となって大きな変動になり得るでしょう。

また、黒田総裁はこれまでハト派的スタンスをとっており、結果的にその姿勢が円売りに継がっています。

転換する要因があまりなく、むしろ上昇に転じる可能性が高いとの見方です。

しかし、水曜まで大きな動きにならず、調整相場を形成する事も考えられます。

引き続き慎重に見ていきましょう。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

こちらも、円売りが強くなった影響で週初めから上昇してきました。

最終的に144円台にまで到達をしています。

水曜日に高値を付けてからは、週末にかけて転換をしてきました。

8日、9日と同じ価格帯で2回の反発をしており、ダブルトップを作った形と言えるでしょう。

その後にある上ヒゲも、転換を加速させた要因とも考えられます。

週末の下落は円買いではなく、ユーロの売りが強くなり、相場がリスクオフに切り替わった状況です。

 

今週のポイント

円での売買動向次第ですが、基本的には上目線の継続となります。

現在の高値である、144円にまで挑戦するかどうかがカギとなるでしょう。

直近に高値ラインはないですが、2014年に更新した150円付近まで上がってくる可能性も充分考えられます。

それにはユーロの買いが入るかも重要となってきますが、相場全体でリスクオンの流れになれば、ボラティリティ自体は高い相場なので、大きく上昇してもおかしくはないでしょう。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

レンジ期間が長くなっていた相場でしたが、金曜日に大きくブレイクしてきました。

週初めの間は平均値の高いレンジで推移しており、一度高値への挑戦をしましたが、上ヒゲを付けて下落した相場です。

それまで、1.0636あたりの価格が安値として意識されていましたが、急落後の一時的な反発では、その価格が起点となって下落を後押しする形になりました。

 

今週のポイント

急落後は一時的に売買が慎重になる傾向にあるので、現在の価格帯で一時的に落ちつきを見せるのではないかと考えています。

動くとすればユーロ単体で動く可能性が高いです。

また、予想通り落ち着いた値動きで推移していれば、FOMCが意識されている相場と考えていいでしょう。

FOMC後になれば、更なるドル高となって再度大きく下落する可能性も考えられます。

 

まとめ

USD/JPY→テクニカルでの分析が効かない相場。上昇の要因は多く、FOMCと日銀黒田総裁会見に注目。

EUR/JPY→基本的に上目線。2014年の高値である150円までの挑戦してくる可能性あり

EUR/USD→安値圏でレンジを組む可能性。FOMCまでは小さい平均値で推移すると予想。

 

円売りもそうですが、週末リスクオフによってドルストレート通貨でも荒れ相場になりました。

テクニカルでの分析は通用しにくい相場になっているので、引き続き慎重な取引を心がけていきましょう。

特にFOMCへの注目はかなり高いので、急変動に巻き込まれないように注意してください。

 

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