こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析を中心に
全体の相場感をレポートします。
2月3週目の為替相場を振り返ります。
チャート上には、トレンドの強弱を把握しやすくするために、複合型移動平均線であるGMMAを表示させています。
USD/JPY
USD/JPY1時間足です。
前の週は高値圏でレンジを組んでいましたが、高値を更新してきました。
週初めから高値を更新しており、ドル高の勢いが加速したと考えていいでしょう。
小売売上高や消費者物価指数などの米指標が強く影響しており、2月に入ってからドル買いが強くなりました。
結果的に135円台を更新していますが、金曜日に入ってからは調整相場で下落しています。
結果的には強いトレンドが発生しており、年末から続いていた下落から転換したと考えていいでしょう。
今週のポイント
強いトレンドが続いていますが、今週も上昇は加速する可能性が充分にあります。
現在の高値である135.1円あたりを更新してくれば、さらに上昇トレンドの継続もあると考えて良いでしょう。ただし、先週で大きく動いた事もあり、現在の高値圏でレンジを組んでくる可能性もあります。
レンジを形成してから徐々にトレンドが発生すると、更に上昇が加速すると予想できます。
EUR/JPY
EUR/JPY現在の1時間足です。
前週には大きく下落を決めましたが、週初めから大きく転換をしてきました。
ユーロの買いや円の売りが強く、相関が揃って急騰した形です。
また、それまで意識されていた高値の価格帯で瞬時に反発をしましたが、すぐにまた更新をしてきました。
一時的には高値更新をして、高値圏でレンジを形成しました。
結果的に143円台の高値で停滞して、週末にかけて値動きが落ち着く形となりました。
今週のポイント
高値圏での持ち合いを見ると、今後上昇してくる可能性が高いと考えていいでしょう。
143円半ばを大きく更新してくれば、高値更新後の上昇トレンド継続と予想しています。
現在が上昇過程の持ち合い相場になっている可能性があり、力を貯めている状態であると考えられます。
円売りが加速すれば簡単に上昇しそうですが、ユーロの動向が読みにくいので注意してください。
ユーロの売りが入るような状況になると、現在の高値圏で停滞する可能性があります。
EUR/USD
EUR/USD1時間足です。
ドル買いの影響により大きく下落をしていましたが、直近相場では安値圏で停滞していました。今回も週末にかけては、安値圏での停滞が継続しています。
1.0650あたりの価格帯が強く意識されており、貯まった指値によって押し戻されていたと言えるでしょう。
週末金曜日の夕方には更新をしてきました、
しかし、大きなトレンドとはならずすぐ調整相場になり反発を見せました。
今週のポイント
今週は、安値ラインを更新してくるかどうかが重要になってきますね。
長期的に見れば下降トレンドが継続しているので、今週も転換してくる可能性は低い
と考えていいでしょう。
現在の安値ラインである1.0612の価格帯を更新してくればチャンスです。
また、週末の更新では今回のような調整相場での反発になるケースがあるので、週初め~水曜日までに更新してくれば値幅も狙いやすいでしょう。
まとめ
USD/JPY→135.1円あたりを更新してくれば、さらに上昇トレンドの継続
EUR/JPY→143円半ばを大きく更新してくれば、高値更新後の上昇トレンド継続
EUR/USD→週初め~水曜日くらいまでに安値更新してくれば、大きく下落する可能性
指標が少なくなっていることから、平均値も徐々に落ち着いてきています。
停滞している通貨が多いので、今週は荒れ相場になる可能性も充分あり得るので、引き続き警戒していきましょう。