今回のテーマは・・・
『FXのダマシとは?意味と回避方法をしれば損しない!【FX用語解説】』です。
このテーマを読むことで・・・
- ダマシのメカニズム
- ダマシの正体
- ダマシの回避方法
これらを手に入れることができます。
FXを始める前にこの記事を読むことで、ダマシが起きる理由を理解し、ダマシの対策をしてFX取引に取り組むことができるようになります。
ダマシを回避する方法も記載していますので、ダマシに惑わされることがなくなる内容にしています。
3分ちょっとで読める短い記事なので、リラックスして読んで頂けると嬉しいです。
それでは、これから具体的なお話に入っていきます。
まず最初に「ダマシのメカニズム」です。
ダマシのメカニズム
FX市場には世界中から参加者が募っているためいろいろな人達がいます。
この参加者たちを大きく2種類に分けることが出来ます。
それは資金弱者と資金強者です。
資金強者は個人ではなく、銀行やヘッジファンドなどの資金力を持った人たちのことを指します。
資金強者はレートを動きを自分たちの資金力で動かすことができるという強みがあります。
資金力があればレジスタンスライン*やサポートライン*の壁を突破することが可能です。
サポートライン*安値の目安として引く下値支持線
もうひとつの資金弱者は個人トレーダーのことを指します。
個人の資金力では到底相場を操作することは不可能に近いので資金強者のように壁を破ることはできません。
そのため資金弱者がFX市場で生き抜くためには、資金強者にの動きに合わせることがセオリーです。
ダマシの正体
ダマシとは一体何のことかというと、資金強者が資金弱者を騙すことです。
資金強者が資金弱者を騙すメリットは、資金弱者の資金が資金強者の懐に流れ込むことにあります。
例:ダマシ
資金強者はレジスタンスラインをブレイクアウト*させたふりをして騙そうとします。
資金弱者はブレイクアウトしたと判断し、トレンド転換に乗っかり買い注文をしたとします。
これは資金弱者が資金強者の動きに合わせているので、この動きは間違いではありません。
しかし、これはダマシなので実際はブレイクアウトせず、再びレジスタンスラインに戻ることで、資金弱者の意図と反する動きをし、資金弱者の損切りを促した結果として資金強者の懐に資金が流れ込みます。
ダマシの回避方法
初動で利益確定(損切り)するもしくは、初動で利益確定し、再度エントリーすることです。
ダマシはダマシ以上の時間軸で利益を期待するために巻き込まれてしまいます。
「ちょっと逆の動きをしたけど、ブレイクしたはずだし、このままポジションを持った状態を継続しよう。」
というような感じです。
ダマシがダマシでないうちに利食いをするのが回避する方法です。
もし仮にダマシでなかった場合にも再エントリーすれば問題ありません。
ダマシが発生しやすい環境の理解
ダマシが発生しやすい状況を3つ紹介します。
①急騰後の乱高下相場
急騰後は基本的に値幅の調整がなく、一直線にトレンドが推移していきます。
買いの続かない壁にぶつかった時は、「新規の売り」、「利確の売り」、「新規の買い」が入り乱れて乱高下します。
最高値を更新しては元に戻るというような動きを繰り返します。
②三角持ち合いの先端付近
三角持ち合いは基本的に2/3あたりでブレイクしていくのが、優位性のあるブレイクです。
三角持ち合いの先端の初動は非常に逆行しやすい傾向にあります。
三角持ち合いの先端の緩やかなブレイクは基本的にはダマシだと判断して行きましょう。
③トレンド中のカバー
下落トレンドが継続している場合
カバーの動きはトレンドの中で発生しているものなので、移動平均線は下落を継続しています。
移動平均線にタッチするようなカバーが発生した場合はトレンドに乗って下落していく場合が多いです。
これらの①〜③の場合はダマシの上昇や下落に関してはマイマールに則った上で逆張りを狙っていくのも良いかもしれません。
まとめ
ここまでが『FXのダマシとは?意味と回避方法をしれば損しない!【FX用語解説】』です。
今回は・・・
- ダマシのメカニズム
- ダマシの正体
- ダマシの回避方法
というテーマでお話させて頂きました。
大事なのはダマシがあることを前提にトレードしているのとしていないのでは、トレードへ内容への波及の大きさは異なるため、ダマシがあることも意識してトレードすることです。
個人のあなたが個人としてFX市場を勝ち抜いていくためには、自分は資金強者であると認識し、資金強者の動きに合わせてついていくことが大切です。
最初は資金弱者であることを認識するところから始めてみてください。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。