こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
2021年5月7日(金)に発表された、米雇用統計のNFP(非農業部門雇用者数)は予想値97.8万人に対して、結果は26.6万人となりました。
大きな差が生じ市場でもビックリするほど悪いものとなりました。
雇用統計とは?
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市場では、コロナワクチン接種や前回雇用統計からも
良い数字が出るとの期待もあったため、サプライズとなり米ドルが急落しました。
(USDJPY : 109.30→108.34)
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は「労働市場は見かけ以上に弱い。実際の失業率は6%というより、10%に近い」と、マーケットの楽観さに対して警告を発していました。先月、3月は、真逆で「(100万人近い雇用者増加の)状況が何カ月も続いてほしい」と、パウエル議長でさえ、良い結果を期待していたように感じられます。
この1回の雇用統計に過剰反応することは避けたほうが賢明かとは思いますが
この先、景気回復も順調な雰囲気さえ醸し出していたところで一旦、小休憩となる可能性があります。
また、ビジョナリーインベスターズアカデミー内ではEURUSDの通貨ペアに関する
配信を多めに比重を置いています。ですので今回は、雇用統計の結果を受けてのEURUSD相場についても触れると
先ほど記載したように、先週の米雇用統計の結果を受けてドル売でEURUSDは暴騰しています。
しかし、実情は新型コロナウイルスワクチ ン接種の進展が現時点では不十分であるにも関わらず、フランスやドイツでは経済活動の規制緩和されつつあります。
感染力の強い変異型ウイルスが感染拡大し、景気の先行きに対する一定の警戒は必要です。
底堅いEURなので長い目線で買いでエントリーをするべきところかとは思いますが
私、ロボは、先週の急騰も考慮して一旦調整売りを検討しております。
現在時点でEURUEDの値で1.21後半付近まで引き寄せて売り、損切りは高値更新、利確は1.209。
損切りが位置が比較的明確であることに加えて本日はリスクオン銘柄が売られてることが根拠になります。
エントリーされる際は米国債の金利やドルの値動きをしっかり確認していく必要がありそうです。
(詳細については会員の皆様には動画で噛み砕いて解説させて頂きます。)
*売買については一切、推奨しません。