今回のテーマは・・・
『FXのロットの意味!1Lotでの損益計算方法をマスターしよう【FX用語解説】』です。
このテーマを読むことで・・・
- ロットに関する用語解説
- FX取引に通貨単位が採用される理由
- FXを始めるなら知っておくべき損益計算方法
これらを知識を手に入れることができます。
FXを始める前にこの記事を読むことで、取引をする上で必ず覚えておくべきロットの概念を理解し、あなたも堅実なFX取引ができるようになります。
それでは、これから具体的なお話に入っていきます。
まず最初に「ロットに関する用語解説」です。
ロットに関する用語解説
ここではロットに関する用語解説を行います。
ロットという概念を理解する上で、ピップス(pips)についても理解しておく必要があるので、ピップス(pips)から解説していきます。
ピップス(pips)
ピップスとは、為替レートが動く時の最小単位のことです。
為替レートはドルの場合「99.99、100.00、100.01、100.12…」と0.01ずつ動きます。
この「1」の刻みを「1pip」と表現します。
ドル円で「2pipsあがった」と言われた場合、為替レートが100.00から100.02にあがったことを意味します。
※ユーロの場合などは0.001が1pipsになります。
pipsとは
ロット(lot)
ロットとは、1度の取引における取引単位のことです。
「枚」と表現することもあります。
主に1ロット=1万通貨と表現することが多く、その場合はドル円トレードだと、1ロット=1万ドル分の取引です。
1ロットあたりの正確な金額を知る術として
※米ドル/円 1ドル=100円換算
1ロット=通貨レート×ロット数
の計算式で求めることができます。
例:1ロット=1ドル(1ドル=100円の場合)×10,000通貨
つまり1ロットの取引は日本円で100万円分の取引をすることになります。
この1ロットあたりの取引単位は通貨ペアによっては1ロット=1,000通貨、1ロット=100,000通貨というように変動するので注意してください。
このとき1ロット(1,000,000円)で取引すると、1pipsの値動きで約10,000円の損益を出すことができます。
例:1,000,000円(1ロット)×0.01(1pips)=10,000円
ロットは通貨ペアや国内外のFX会社によって異なります。
レバレッジが変わると取引数量(lot)も変わります。
必ず確認しておきましょう。
FX取引に通貨単位が採用される理由
FXの取引にロット(lot)が使われる理由は、桁数が多くなった時にのミスを減らすためです。
例
1万通貨から取引可能なFX会社の場合、最低10,000通貨ペアの取引をする必要があります。
注文時に10,000や100,000通貨など、一桁単位まで入力する場合、注文数量ミスが増えてしまう可能性があるので、誤入力をしていないかを確認する必要があります。
日本円よりも通貨的価値の低い、南アフリカランド等の先進国の通貨の場合は1lot、100,000通貨で扱われる事が多いです。
FXを始めるなら知っておくべき損益計算方法
1Lotあたりの損益は下記の計算式で求めることが可能です。
例:米ドル/円 1Lot=10,000通貨の場合
10,000通貨を10Lot、すなわち100,000円で購入し、101,000円で売決済した
101,000円-100,000円 × 10,000通貨 = 10,000円
取引損益額は10,000円になります。
損益がプラスの時のマイナスの時も必ず売レートから買レートを引いて計算します。
こちらのページで簡単に計算が可能です。
まとめ
ここまでが『FXのロットの意味!1Lotでの損益計算方法をマスターしよう【FX用語解説】』です。
今回は・・・
・ロットに関する用語解説
・FX取引に通貨単位が採用される理由
・FXを始めるなら知っておくべき損益計算方法
というテーマでお話させて頂きました。
大事なのは自身の取引環境の最低取引量を把握しておくことです。
最初はあなたの取引所の通貨単位を認識することから始めてみてください。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。