こんにちは、ビジョナリーインベスターズ、
株式投資の記事を担当するロボです。
前回は、PER(株価収益率)
について解説しました。
今回は、PERと一緒に確認する。
「株価純資産倍率」(PBR:Price Book-value Ratio)について説明します。
PBRとは
PBRとは、簡単にいうと
現在の株価は、1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る指標です。
PBRを知ることで、現在の株価が企業の資産価値に対して「割高」か「割安」かを判断する目安として利用できます。
ちなみに、
PBRの数値が高いと割高、低いと低いほうが割安と判断されます。
■PBRの計算式
PBR = 株価÷1株あたり純利益
この計算式から分かる様に、
株価の上下と1株あたり純利益の増減によって、
PBRの数値が変化します。
PBRの使用方法
PBRを指標として使用する際の目安は、
1倍以上なら割高、1倍を割るようであれば割安という判断が一般的です。
なぜ、PBRの目安が1倍かということ、
株価=1株あたり純資産
株価と1株あたり純資産が等しいということを指しています。
つまり、投資段階で会社が解散した場合、
株主には投資額がそのまま戻ってくるということを表しています。
例えば、
株価:500円
1株あたり純資産:500円
の場合、
PBR = 500円 ÷ 500円=1倍
このタイミングで投資を行えば、
解散しても投資分は回収ができるといいうことです。
逆に、
株価:800円
1株あたり純資産:500円
の場合、
PBR = 800円 ÷ 500円=1.6倍
このタイミングで投資を行っても、
投資分は回収ができないです。
PBRが1倍を割れたときは株の買い時か?
結論からお伝えすると、
よほどの衰退産業でない限り、
PBRが1倍を下回っている場合は割安だと考えていいと思います。
最後はトレンドを見極めて取引を行いましょう。
PBRが1倍を割るということは、
理論上はあり得ないですが、PBRが1倍割れしている会社はあります。
PBRが1倍を下回る場合は、
仮に投資段階で会社が解散した場合、
投資額以上のお金が戻ってくる計算になります。
例えば、
株価:500円
1株あたり純資産:800円
の場合、
PBR = 500円 ÷ 800円=0.625倍
このタイミングで投資を行えば、
解散しても投資した以上の金額が回収ができます。
最後にまとめます。
よほどの衰退産業でない限り、
PBRが1倍を下回っている場合は割安だと考え、
チェック銘柄に加えて見てください!
最後はトレンドを見極めて取引を行いましょう。
それでは、また!