こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析を中心に
全体の相場感をレポートします。
11月4週目の為替相場を振り返ります。
チャート上にはトレンドの強弱を把握しやすくするために、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。
USD/JPY
USD/JPY1時間足です。
USD/JPYは安値圏で停滞する相場となりました。
感謝祭の影響もあり閑散相場が予想されましたが、大きく下落していることが分かります。
相関を見てもドル売りが強く影響したと言えるでしょう。
また、若干の円買いも影響しています。
137円台後半から138円前半の価格が安値ラインとして意識されていましたが、安値を更新することはなく終わりました。
結果的に139円前半で終値を迎えています。
今週のポイント
ドル売り円買いの流れが継続しているので、今週はまだ下目線が加速するのではないかと考えられます。
前回の安値ラインである137.700あたりのラインを超えてくるかが重要となるでしょう。
安値ラインで反発せず徐々に下抜けしてくればチャンスです。
ただし、月末ということで週の前半は大きな動きもない可能性もあるので注意してください。
EUR/JPY
EUR/JPY1時間足です。
EUR/JPYは週を通して平均値の高いレンジ相場で推移しています。
週初めには高値更新、24日には安値更新をしましたが、どちらも明確なトレンドがでることはなく、すぐに反発をしています。
ユーロの買いが強く進んでいる印象でしたが、その分円の買いも見られたので、相関が喧嘩して反発した形です。
最終的には週の始めの価格帯で終値を迎えています。
今週のポイント
今週は円よりもユーロの売買動向が重要になってきます。
相場の明確な方向性は決まっていないので、ユーロ次第で相場の動きが決まると考えていいでしょう。
若干ではありますが安値方向への勢いが強いので、143.6あたりの直近安値ラインを超えてくればチャンスと見ています。
1週間通して大きく動きを見せたので、再度平均値の小さいレンジを組む可能性も高いでしょう。
EUR/USD
EUR/USD1時間足です。
高値圏で停滞した相場が継続しました。
週初めはドル売りの影響で一気に上昇を決めています。
しかし、高値ラインでは反発を見せており、更新することはありませんでした。
そのまま週末にかけても大きな動きを見せることはなく、平均値が極端に小さくなっています。
今週のポイント
前述したように、ユーロの売買動向が重要となってきます。
また、ドルの売りが継続する可能性もあるので、その際は高値更新をしてきてもおかしくはないでしょう。
平均値がかなり下がってきているので、週明けにはすぐブレイクする可能性もあります。
基本的には上目線の継続と考えていいでしょう。
まとめ
USD/JPY→下落目線の継続、ただし月末ということで週の前半は大きな動きもない可能性もある
EUR/JPY→安値方向への勢いが強いので、143.6あたりの直近安値ラインを超えてくれば下落のチャンス
EUR/USD→週明けにはすぐブレイクする可能性もあり、基本的には上目線の継続
感謝祭で閑散相場が予想されましたが、平均値の大きな相場となりました。
今週は木曜より12月のスタートとなるので、さらに大きな動きがある可能性もあります。
急な変動には注意して取引していきましょう。