YCC修正予想が後退!日銀会合に注目集まる【7月24日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

7月4週目の為替相場を振り返ります。

チャート上には、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

前の週からドル売り円買いが強く、極端な下落が加速していました。

今回の相場では、安値圏での停滞が続きます。

指標がほとんどない週であったため、投資家が様子見に入っていた形と言えるでしょう。

しかし、安値を更新することはなく、小さな平均値で安値切り上げの相場になっていました。

週末にかけては上昇の力が強くなり、金曜日には転換とも取れる動きを見せています。

結果、141円台の後半にまで上昇し、反発をすることはなく終値を迎えました。

 

今週のポイント

安値圏から転換の流れを見せて来たので、今週は上昇を見せる可能性もあるでしょう。

直近で見ると7月7日に付けた安値である142.1円ほどが意識されると考えられます。

142円前半の価格帯を超えて来ればチャンスとなるでしょう。

週初めから徐々に更新してくれば、再度上昇トレンドの可能性もあります。

しかし、大きな値幅は見込めないので、10〜20pipsまでの小さい値幅を狙った方が良さそうです。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

EUR/JPYは、前の週に引き続き上昇相場を形成しました。

前回安値を付けて反発した際はユーロの買いが強く見られましたが、今回は円の売りが加速したと考えていいでしょう。

安値を切り上げて週を通した強い上昇となっています。

結果、下降トレンド前の水準にまで価格を戻す結果となっています。

しかし、高値を更新することはなく、前回高値が強く意識されたことで反発し、高値圏で終値を迎えた形です。

 

今週のポイント

今週のEUR/JPY相場は、現在の高値を更新してくるかどうかが重要になってきそうです。

現在高値である158円付近を大きく上抜けしてくれば再度上昇のチャンスとなるでしょう。

ただし、こちらも短期間での大きな上昇は期待できず、じわじわと上昇傾向に推移するかもしれません。円売りの加速が重要となりますが、週初めから大きくブレイクする可能性ありです。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

強い上昇相場が形成されていましたが、一転して停滞する平均値の低い相場になりました。

今回の相場では週を通して円での動きが見られたため、ユーロと米ドルでの変動はそれほど見られていません。

結果、週末まで高値でのレンジを形成しています。

週後半にかけては徐々に平均値が高くなり始め、安値への挑戦を見せています。

一時的に米ドルの買いが増したことでの変動ですが、明確な転換とまでは至っていません。

 

今週のポイント

今週のEUR/USD相場は、徐々に安値方向へ迎うのではないかと見ています。

徐々に米ドルに買いが増しているので、影響される可能性は充分にあるでしょう。

現在の安値である1.10あたりを更新してくればチャンスです。

懸念としては依然としてユーロの買いが強い点になります。

そのため、相関が揃わず高値圏で引き続き停滞する可能性も頭に入れておきましょう。

 

まとめ

USD/JPY→142円前半の価格帯を超えて来れば上昇のチャンス、大きな値幅は見込めない。

EUR/JPY→現在高値である158円付近を大きく上抜けしてくれば再度上昇のチャンス。

EUR/USD→現在の安値である1.10あたりを更新してくれば下落のチャンス。相関が揃わず停滞する可能性もあり。

 

前回相場とはうって変わって平均値の低い相場になりました。

今週は大きく動く可能性もあるので、停滞後のブレイクに警戒して取引をしていきましょう。

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