ドル円が145円に迫る!為替介入の警戒必要?【8月14日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

8月2週目の為替相場を振り返ります。

チャート上には複合型移動平均線であるGMMAを表示しています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

週始めから平均値こそ低いですが、上昇傾向に推移していました。

若干の米ドル買いと円の売りが続いていたと言えるでしょう。

高値への挑戦を見せていますが、高値圏でレンジ相場を形成していました。

週末にかけては木曜日のCPIが強く意識されている相場です。

肝心のCPIでは米利上げ懸念が再度加速して、米ドルの買いが加速しました。

結果、直近の高値を更新して144円後半で終値を迎えています。

 

今週のポイント

上昇方向に傾いた相場ですが、まだ上昇の可能性があると言えるでしょう。現在は高値更新中ですが、週初めから145円台に突入してもおかしくありません。

先週は米を含め主要国の指標が少ない週であったため、そこまで大きな変動が起きていないです。

今週は米ドルを中心に活発な動きになってもおかしくないでしょう。

2022年に付けた高値である150円台まで時間をかけて上昇する可能性もあります。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

EUR/JPYも週の始めから相場の停滞が続いていました。

高値圏で停滞しており、徐々にブレイクへの力を貯めていたと考えていいでしょう。

ユーロ指標も特にありませんでしたが、円の売りが強く出ていたこともあり、徐々に上昇を決めていました。

週末にかけてはユーロの買いが強まり、直近の高値を更新しています。

一時的なブレイク後は特に大きな動きもなく、高値圏で終値を迎えた形です。

 

今週のポイント

EUR/JPYも今週は上昇目線の相場が続くと見ています。

相場がリスクオンに変わっているので、しばらくは上目線になると考えていいでしょう。

現在意識されているのが、159.2円あたりです。

現在直近の高値を更新してくれば、さらに上昇トレンドが形成される可能性もあります。

ただし、大きな平均値には期待ができないので、長期的に狙うか小さい値幅で決済するのが良さそうです。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

EUR/USDは安値圏で停滞する相場になりました。

週初めは徐々に下落方向へ推移しますが、安値更新とまでは至っていません。

また、週末にかけては上昇しましたが、上ヒゲをつけてすぐに反発してしまいました。

クロス円通貨とは違って相場の方向性が明確にならなかったと言えるでしょう。

結果、週初めのレンジ内で停滞する形となり、1.094あたりで終値を迎えています。

 

今週のポイント

今週のEUR/USDはブレイクのチャンスがあると見ています。

平均値自体は大きいですが、レンジが長いことで大きくトレンドが形成されてもおかしくはないでしょう。

ブレイクするとすれば、現在価格から下落方向に推移するのではないかと見ています。

米ドル高の影響が強く出ると見ていますが、現在の直近安値を更新してくればチャンスです。

1.091あたりの安値を更新してくれば狙っていける相場になるでしょう。

 

まとめ

USD/JPY→週初めから145円台に突入する可能性、時間をかけて上昇の予想。

EUR/JPY→直近の高値を更新してくれば、さらに上昇トレンドが形成される可能性あり。

EUR/USD→下目線での推移予想。直近安値の1.091あたりを更新してくればチャンス。

 

8月に入り相場が停滞している状況ですが、今週来週と大きな相場変動になる可能性も充分あり得るでしょう。

急変動には注意して引き続き慎重に取引をしていくと良いです。

 

 

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