こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析を中心に
全体の相場感をレポートします。
8月4週目の為替相場を振り返ります。
チャート上には、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。
USD/JPY
USD/JPY1時間足です。
強い上昇が続き一時的な高値での停滞を見せました。
前週よりも平均値は高い相場になりましたが、明確なトレンドは発生していません。
週の真ん中では、一時安値の更新を見せますがすぐに反発しています。
円での影響は少なく、米ドルの買いによる影響が強かったと言えるでしょう。
その後は徐々に上昇を見せ、週末まで目立った反発をすることなく推移しています。
結果、直近の高値まで上昇して終値を迎えています。
今週のポイント
今週は、現在の高値を更新してくるかが重要になります。
相場状況を見るとまだ米ドルの買いが強い相場です。
今週は月末ですが、米ドルへの買い圧力が加速することで高値更新後の上昇に期待が持てるでしょう。
週明けすぐからじわじわと145円後半に伸びてくれば、高値更新後の上昇トレンドチャンスです。
ただし、月末特有の静かさから大きなpips幅には期待できません。
EUR/JPY
EUR/JPY1時間足です。
高値圏での停滞が続いていましたが、大きく変動する相場になりました。
週の真ん中で大きく下落していますが、PMIが大きく影響しています。
ユーロの売り圧力が加速しており、安値の更新を見せた形です。
その後は明確な転換となるわけではなく、安値切り上げで上昇を見せます。
一時的に相場がリスクオフとなっただけですが、結果だけ見るとまだ高値圏での推移が続いたと言えるでしょう。
今週のポイント
今週のEUR/JPYはまた上目線に切り替わると見ています。
ユーロの売りが一時的であったため、売り材料の多い円が大きく影響しそうです。
158.2円あたりの価格が強く意識されている相場であるため、この価格を更新してくればチャンスと言えるでしょう。
しかし、こちらも平均値には期待ができないので、前回の高値は更新せずに手前で反発する懸念もあります。
EUR/USD
EUR/USD1時間足です。
EUR/USDでは全体的に下落目線の相場が継続しました。
指標結果によるユーロ売りもそうですが、まだ米ドルでの買いが強い相場であったと言える
でしょう。
25日には一時的な安値更新後に2回同じような価格帯で反発をしています。
2番底の形成とも捉えらえましたが、週末の調整相場により停滞しています。
一時は大きく反発する場面も見られていますが、上ヒゲを付けてすぐ下落し、更新した安値圏で終値を迎えています。
今週のポイント
今週は、まだ下目線の継続を考えています。
米ドルの売り材料が少ないことが大きな要因です。
また、直近の下落はトレンドラインの通り買い勢力の弱まりが見られており、再度安値を更新する可能性もあると言えるでしょう。
直近の安値である1.076あたりを更新してくればチャンスですが、こちらも大きな平均値には期待できません。
まとめ
USD/JPY→週明けすぐからじわじわと145円後半に伸びてくれば、高値更新後の上昇トレンドチャンス
EUR/JPY→158.2円あたりの価格が強く意識されている相場であるため、この価格を更新してくればチャンス
EUR/USD→下目線の継続、直近の安値である1.076あたりを更新してくればチャンス
今週は月末ということで大きな変動に期待できません。
しかし、金曜日からは月初ということで、徐々にダマシの多い相場になる可能性もあります。
引き続き慎重な取引を行っていきましょう。