こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析を中心に
全体の相場感をレポートします。
9月1週目の為替相場を振り返ります。
チャート上には、複合型移動平均線であるGMMAを表示させています。
USD/JPY
USD/JPY1時間足です。
週の始めからドルの買いが強く上昇してきました。
直近の高値を更新し、147円後半まで価格を伸ばしています。
しかし、その後は目立った上昇がなく、高値圏で停滞しました。9月8日には一時的に大きく下落する場面もありましたが、すぐに反発して高値圏で終値を迎えています。
今週のポイント
今週のUSD/JPYは、まだ上昇目線の相場になるのではないかと見ています。
一時的に下落した価格も金曜日の終値にかけては再度上昇しているので、週初めからの更新もあり得るでしょう。
148円台にまで到達する可能性も充分あります。
現在意識されている147円後半を大きく上抜けしてくればチャンスとなるでしょう。
EUR/JPY
EUR/JPY1時間足です。
前の週は上昇下落を繰り返す相場でしたが、今回は比較的落ち着いていました。
安値圏でレンジ気味に推移しており、明確なトレンドは発生していません。
週末にかけては徐々にボラティリティが高くなり、一時的に大きく下落しました。
しかし、安値に挑戦するだけで更新はなく、158円前半で終値を迎えています。
今週のポイント
今週のEUR/JPYは、上昇方向に推移するのではないかと見ています。
ユーロが徐々に買い圧力が高まっているように見えるので、現在価格から抜けてきてもおかしくはないでしょう。
また、一時的な下落も下ヒゲを付けて大きく上昇に転じた点もポイントです。
売り勢力の力は弱くなっているように感じます。
直近の高値である158円半ばを大きく更新してくればチャンスと言えるでしょう。
EUR/USD
EUR/USD1時間足です。
前週は大きく下落する相場でしたが、今回の相場でも継続しました。
直近安値を大きく更新して下降トレンドが形成されています。
ユーロでは目立った売買が見られなかったので、米ドルでの変動が大きく影響したと言えるでしょう。
結果、安値更新後も大きく価格を落とし、1.068あたりで見ています。
今週のポイント
今週のEUR/USDは停滞した相場になるのではないかと見ています。
現在価格付近でレンジ形成の予想です。
大きく動いた後なので、投資家達が様子見に入ってもおかしくありません。
しかし、米ドル起点で変動する可能性もあるので、更なる下落にも警戒すべきです。
まとめ
USD/JPY→上昇目線継続、147円後半を超えてきたらチャンス
EUR/JPY→上昇方向へ転換、直近の高値である158円半ばを大きく更新してくればチャンス
EUR/USD→安値圏での停滞予想、米ドル次第ではさらなる下落もあり得る
徐々に値動きが出てきましたが、すぐに平均値が下がる可能性もあります。
通貨の強弱をチェックして分析をしていきましょう。