各国政策金利発表が一服 これからの流れは?【9月25日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

9月4週目の為替相場を振り返ります。

チャート上には複合型移動平均線であるGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足の様子です。

USD/JPYは週の始めまで高値圏で小さく推移していました。

FOMCに意識が傾いていることから、投資家達が様子見に入っていたと言えるでしょう。

また、FOMCの発表前には一時的にドル買いが進み、直近の高値を更新してきました。

結果、FOMCでは金利の据え置きとなり下落を見せています。

金曜日には日銀の政策金利がありましたが、金融緩和の継続となったことで上昇を見せ、再度高値更新をして終値を迎えています。

 

今週のポイント

アメリカでは今回利上げが行われず据え置きとなりましたが、年内の追加利上げは示唆されています。

また、日本ではハト派姿勢が目立つことから、長期的な上目線は変わりないと言えるでしょう。

短期的に見ても、前回で極端に大きな変動でなかったことから、上昇相場が予想されます。

148.44あたりが直近の高値ですが、このラインを大きく更新してくる可能性もありそうです。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

EUR/JPYは1週間を通して方向性が定まらない相場でした。

週初めにはユーロの買いと円の売りから上昇する場面も見られましたが、結果反発をしてきています。

ユーロは売り圧力が強まったことが要因ですが、円売りの影響もあり停滞した相場と言えるでしょう。

平均値自体は大きく推移しましたが、結果相場の明確な方向性は定まることなく停滞しました。

 

今週のポイント

現時点で相場の方向性は掴めない状態ですが、基本的には上昇目線での相場と考えます。

円売りの力は再度加速しているので、大きく下落するという可能性は低いと見ていいでしょう。

ユーロに買いが集まるようになれば、リスクオンの上昇も見込めます。

しかし、現在相場でヒゲが頻発している事を考えると、投資家達の売買も静かになり、しばらくは現在価格でのレンジを組む可能性もありそうです。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

EUR/USDは、安値圏での停滞する相場になりました。

週初めはユーロ買いの強さやFOMCによるドル売りの影響もあり、大きく上昇する場面が見られます。

しかし、転換とまでは行かず、高値に挑戦した後は急落しました。

徐々にドル買いの相場になった週末にかけては安値で反発をしています。

チャートを見ても分かるように、安値付近で下ヒゲを付けている事から、指値が多く入っていたと言えるでしょう。

 

今週のポイント

週末にかけてドル買いが進行したことを考えると、まだ下目線での相場が続くのではないかと見ています。

現在の直近安値である1.061あたりを更新してきたらチャンスです。

しかし、短期的には大きなpips幅が見込めないので、上位足で分析してスイング気味に狙って行く方が効率良いでしょう。

また、月末に差し掛かるということで、安値圏での停滞が続く可能性も考えられます。

 

まとめ

USD/JPY→148.44あたりが直近の高値だが、更新すれば再度上目線継続のチャンス

EUR/JPY→基本的に上目線だが相場の方向性は定まっていない

EUR/USD→直近安値である1.061あたりを更新してきたらチャンス、大きなpips幅の獲得は短期で見込めない

 

重要指標が意識されましたが、特に目立った動きになることがありませんでした。

今週は月末になるので、さらに低い平均値での相場が予想されます。

資金管理を徹底して、慎重に取引をしていきましょう。

 

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