2月2週目の相場振り返りと、今後の展望について紹介します。
分析に用いるのは移動平均線の集合体であるGMMAです。
早速見ていきましょう。
USD/JPY
USD/JPYの1時間足です。
1月の下旬から2週間にかけて上昇していましたが、先週に入り反発していることが分かります。
週初めに大きく下落しましたが、その後お皿のような円を作って緩やかに上昇していますね。
ソーサーボトムというチャートパターンで、一時的に上昇の力が強くなる事が考えられます。
今週のポイント
短期的な目線では上昇と見ています。
しかし、ドル買いの材料が少ない事や、日経平均株価の上昇により円買いが進行する可能性も高いです。
長期的には下目線になる可能性が高いため、高値を付けて反発してきた所を狙うのが賢明といえます。
今の価格帯でのレンジを組む可能性もあり、極端なトレンドにはならないかもしれません。
EURUSD
EUR/USD1時間足です。
週を通して上昇する形となりました。
ユーロの買いが強いというよりは、週始めのドル売りによって上昇したと見ていいでしょう。
〇のポイントでGMMAの短期線と長期線が交わっていますが、持ち合いが続いており素直に下落していません。
GMMAの分析でもだましの可能性があるので注意です。
今週のポイント
今週のEURUSDは高値を決めた下落+GMMAの根拠で下目線になると考えています。
しかし月曜日がアメリカの休場となるため、だましになる可能性があります。
再度、1.2144付近まで上昇してきたら注意です。
週明け月曜日の相場で素直に下落してきたら、ショートのポジションを持っていいかなと考えます。
ボラティリティがなく持ち合い相場となったら、どちらにブレイクするか読めなくなるので見送るといいでしょう。
GBPUSD
GBP/USD1時間足です。
週初めに大きく上昇をして高値更新となっています。
週の真ん中で一時的に下落をしましたが、再度上昇に転じていることが分かります。
ポンドの買いがかなり強いため、ドル円が下落すればさらなる上昇ポイントと見ています。
今週のポイント
上昇の角度が急であることから、反発も早いのではないかと考えます。
トレンドの転換するような反発ではなく、一時的なものです。
高値更新中であることから、トレンドの転換点が予想できない状態となっています。
ポジションを持ったとしても利確損切りの分析が難しいため、トレンドが落ち着く事を待った方が良いでしょう。
まとめ
USD/JPY→短期的な上昇。アメリカ休場明けの火曜日から注意。
EUR/USD→チャートパターンでは下目線へ切り替わるポイント。だましの懸念あり。
GBPUSD→トレンド後の反発が早いと予想。高値更新中のためトレンドが落ち着くのを待った方が良い。
以上となります。
月曜がアメリカ、カナダの祝日という事で、火曜からの動きには特に注意していきましょう。