3月8日週間レポート ドル円の影響が強い相場 ツールは運用注意

こんにちは、編集Sです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析の相場の週間レポートを担当させていただきます。

 

 

3月初週相場の振り返りと相場展望を解説します。

分析には移動平均線の集合体であるGMMAを用いて行きます。

早速見て行きましょう。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

週を通してというか、今年に入ってからずっと上昇傾向にあります。

ドル買いの強さもありますが、クロス円での上昇を見ると円売りの相関も重なっての上昇です。

金曜日には雇用統計が発表され、結果が景気回復の裏付けとなった事から更なる上昇に転じた形となっています。

GMMAでの目線では強い上昇目線ではありますが、どこで反発をして来るかわからない状態であるためしばらく様子見です。

 

今週のポイント

雇用統計明けでの反発からが勝負になってくると思われます。

2021年の始まり102円台のスタートでしたが、この2か月ほどで6円ほど上昇しているのでそろそろ下落してもおかしくはないです。

今週は特に急な上昇を決めたので、高値を付けて戻して来る可能性もあります。

しかし、ファンダの影響が強い懸念はあるので、しばらく見送っていいと言えるでしょう。

 

EUR/USD

EUR/USDはユーロの動きというよりは、ドルの買いが強く影響して下落した形となります。

EUR/JPYで見ると高値圏でレンジを組んでいるので、ユーロの買いは弱かったと見て良いでしょう。

こちらもテクニカル目線で見ると明らかな下目線では有りますが、ファンダの影響が大きいい事もあるので落ち着くまで様子を見た方がいいといえますね。

 

今週のポイント

今週はリスクオンのドル売りユーロ買いでの転換に期待したいです。

ドルは安全資産との認識が強い事から、有事の際に買われやすくなり、そのことをリスクオフと言います。

リスクオフは安全資産を手放して他の通貨に投資先を移す事です。

上昇しすぎたともいえるドルの買いであるため、ドルに売りが入りだすと投資先がユーロに変わり一気に相関がかみ合う可能性があります。

下値で反発して、GMMAの短期長期が交わったポイントで軽めに狙って行きたいですね。

 

GBP/JPY

GBPJPY1時間足です。

クロス円上昇の影響を受けて、GBPJPYも上昇しています。

緩やかな上昇であることから、それほど強いポンド買いが発生しているとは思えない相場です。

 

今週のポイント

 

今週は、ポンド円の下落を狙って行きたいポイントです。

現在のチャートを見ると高値に挑戦しても反発して、高値が徐々に切り下がっていることが分かります。

下目線に切り替わる前兆とも捉えられ、GMMAも交錯してきました。

149.342付近をブレイクしてきたら、強い下落に切り替わると捉えてショートを狙って行きたいです。

 

まとめ

  • USDJPY→トレンドが落ち着くまで様子見
  • EURUSD→ドル円反発後の上昇に期待、GMMAが交わったら軽めにエントリーしたい所
  • GBPJPY→高値切り下がりからのラインブレイクに期待(149.342付近)

基本的には、全てドル円との相関が重要となります。

各通貨で影響を受けているので、しばらくは慎重なエントリーが重要と言えますね。

 

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