こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。
毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、
週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートさせていただきます。
先週の相場状況の振り返り、今週の相場の見通しをまとめていきます。
先週まとめたレポートはこちらから
こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。 毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、 週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートさせていただきます。 先週の相場状況の振り返り、今週の相場の見通しを[…]
米国、4月の消費者物価指数が大幅に上回る→インフレ懸念が広がる
先週は米国の消費者物価指数(CPI)の上昇に関して大きな話題を呼びました。
5月12日に発表されたあと株式市場は大きく下落しています。
これはインフレに対する強い懸念を示しています。
例えば、今コロナショックの影響でリモートワークが広がり、都会から土地の安い田舎に引っ越して家を建てる人が増えていることをご存知でしょうか。
そのような影響で住宅に必要な木材、鉄製品、食糧など様々な生活に必要な物の値段(物価)が上昇しているんです。ただしコロナショックではロックダウン、緊急事態宣言などの外出禁止が発令されていますので消費されるお金も減りますし、仕事もないので収入も減っています。
この状況下で、物の値段が上がっている事は明らかなインフレじゃないか!という市場の反応です。
米国債金利は1.7%で下落 株式は反転上昇、リスクオン傾向強い
先週注目していた米国債金利ですが、5月13日に1.7%をつけてから下落に転じ、1.6%~1.7%の間を推移しています。
同時刻の、ドルインデックス、S&P500、GOLDのチャートを見てみましょう。
印をつけた5月13日から18日の部分をご覧ください。
13日以降は国債利回りが下がって、ドル需要も減っています。
13日以降上昇しているのは株式とGOLD。
つまり、5月13日以降はドルが売られて、株と金に資金が流れている状況です。
一旦CPI発表の大きな反応があった後、結局また戻ってきたという状態になっています。
ユーロドルは強い上昇傾向 今後どうなるのか?
ユーロドルは上記の流れから、リスクオン傾向が強いため18日午後も非常に強く上昇しています。
ツール運用している方は逆張りなので非常に危ない状況かと思います。
早めの損切りポイントを決めてトレードしていった方が良さそうです。
また今後下落することが考えられるかといえば、もちろん下落も考えられますが、
米国債金利の上昇やドルの上昇が見えない限りは市場はリスクオン傾向が強くなるでしょう。
今後の相場の動きに注意してトレードしていきましょう。