ユーロドルは安値への再挑戦がカギ【7月26日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に全体の相場感をレポートします。

 

7月4週目の為替相場を振り返ります。

チャートにはトレンドの角度を見るために、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。

早速見ていきましょう。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

1週間を通して上昇の強い相場になりました。

週初めの19日には円買いによる強い下落となりましたが、その後は緩やかな上昇を続けています。

黒い〇で囲んだポイントに注目です。

このラインは16日に付けた高値ですが、今週2度の反発をしています。

しかし、23日の金曜日に3回目の挑戦で高値更新をした形です。

為替相場ではラインで数回の反発をすると、次にブレイクした方向に売買が集中する傾向にあります。

今回は金曜日のため買いが集中する前に閉場しましたが、違う曜日であれば大きな上昇に繋がりやすいポイントです。

 

今週のポイント

今週は一時的な上昇を決めてくると思います。

ライン反発からのブレイクで、上昇方向の指値も入っているのではないかとの予想です。

近くにある7月14日に付けた高値ラインが重要になってきます。

110.685で数回の反発→ラインブレイクをしてきたら上昇トレンドのチャンスとなるでしょう。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

EUR/JPYは円の影響を受けて緩やかな上昇をしていたので、相関が読みにくい週でした。

特別大きなトレンドを作る事なく、安値圏でレンジを作っています。

特に1.17543あたりの安値ラインが強く意識されており、何度も反発を繰り返しました。

木曜日には指標の影響で急騰しましたが、直ぐに反発をしており明確なトレンドにはなっていません。

 

今週のポイント

今週は安値への再挑戦がカギになってくると思います。

ラインでの反発回数が多いので、そろそろ効果が無くなってくるとの予想です。

1.17543のラインをしっかり下抜けしてくると下落方向へシフト、また再度反発するような事があればショート勢の諦めとロング勢の買い増しによって上昇トレンドを作ると見ています。

 

GBP/JPY

GBP/JPY1時間足です。

GBP/JPYはある程度の角度を付けた上昇となりました。

円売りとポンド買いによるリスクオンが顕著に現れた形です。

GBP/USDも強い上昇となっているので、ポンドの買いは間違いなく強かったと見ていいでしょう。

週初めには安値更新をしましたが、しっかり転換をしてきた状況です。

 

今週のポイント

 

上昇が強いのでこのまま継続してもおかしくはないと思っています。

GBP/USDは一時的な反発をしていますが、ライン付近での持ち合い相場であるのでまだ上昇への力は残っていると見ていいでしょう。

GBP/JPYで見ると、152.582あたりが意識されるポイントです。

しかし、月末という事でライン付近を推移するレンジで終わるかもしれません。

その際は1週間様子を見て、月初めから狙った方が効率は良いです。

 

まとめ

  • USD/JPY→110.685で数回の反発→ラインブレイクをしてきたら上昇トレンド
  • EUR/USD→1.17543のラインをブレイクすれば下落、反発で強い上昇
  • GBP/JPY→152.582を超えると強い上昇、反発でレンジの可能性も高い

 

月末相場なので明確なトレンドは出ない可能性もあります。

その際は月初めに備えて分析をしておきましょう。

どの通貨も近くのラインが意識されているので、ライン挑戦の過程を意識して見る事が重要です。

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