CPI、FOMCを控えボラ低下!FOMCの結果に注目!【12月12日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

12月2週目の為替相場を振り返ります。

チャート上にはトレンドの強弱が見やすくなるように、複合型平均線のGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

前の週はドル売りと円買いで大きな下落を決めていましたが、週始めに反発をしてきました。米金利が継続して上昇するとの見通しがドル買いに繋がったと考えていいでしょう。

しかしその後は特に目立った動きがなく、安値圏で停滞しています。

平均値の小さい相場で推移しており、特にトレンドは出ませんでした。

週を通してドルの金利上昇や米経済後退懸念といった情報が出ており、投資家心理が混乱した状況であったと言えるでしょう。

 

今週のポイント

先週の値動きが少なかったので、今週は大きく動いてくるのではないかと見ています。

相場の目線は決まっていませんが、基本的には下目線になると考えていいでしょう。

直近の安値である135.60あたりを更新してきたらチャンスです。

また、最安値である133.62あたりの価格を更新してくるかが重要になってきます。

クリスマス前に一度は大きなブレイクがあると考えていいでしょう。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

週初めはユーロの買いが増した影響で大きく上昇してきました。

その後は数回の高値挑戦をしましたが、すぐに押し戻されレンジ相場を形成しています。

円の買いが収まってきたため上昇幅も大きくなりましたが、結果的に明確なトレンドは形成せずに終わりました。

平均値自体は大きなレンジとなっており、力を貯めている状況と考えていいでしょう。

 

今週のポイント

ユーロの買いが収まってくれば、下落目線の再開も充分あり得るポイントです。

高値が徐々に切り下がっているので、上昇方向の力は弱まっていると考えられるでしょう。

安値で意識されている143.166あたりを下抜けするかどうかが重要になってきます。

最安値は140円台なので、そこまで下抜けするとは考えにくいです。

140円~143円台での値動きとなるでしょう。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

前の週はドル売りによる強い上昇相場になっていました。

今回は一点して高値圏で停滞する相場を形成しています。

ユーロの買いは見られましたが、ドル買いも見られたため相関が喧嘩した形です。

一度は高値への挑戦を見せる事もありましたが、結果的に更新に失敗して反発をしました。

 

今週のポイント

高値更新失敗後に長い下ヒゲを付けているので、上昇の力は強いのではないかと見ています。最高値である1.0594あたりの価格を上抜けしてくれば強い上昇のチャンスとなるでしょう。ただし、ドルの力が強く影響するので、ドルの買いが入れば大きくレンジを破った下落をする可能性もあります。

 

まとめ

USD/JPY→直近の安値である135.60あたりを更新してきたら強い下落のチャンス。

EUR/JPY→安値で意識されている143.166あたりを下抜けするかが重要。140円〜143円台での値動きとなる可能性。

EUR/USD→最高値である1.0594あたりの価格を上抜けしてくれば強い上昇のチャンス

 

年末にかけて平均値は下がってくると考えられるので、今週の変動には要注意です。

本年最後の変動が予想されるので、引き続き慎重に取引をしていきましょう。

 

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