雇用統計でドル買い!今週は指標多数【4月10日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

4月1週目の為替相場を振り返ります。

チャート上には複合型移動平均線のGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。

週初めは円買いとドル売りの影響で大きく下落してきました。

前週には高値を更新する上昇を見られましたが、すぐに転換した形です。

一時的な反発は見せつつも大きく下落しており、若干ではありますがリスクオフの相場になったと考えていいでしょう。

130円半ばまで下落をしましたが、週末にかけては調整相場になり徐々に上昇しています。

また、雇用統計の結果が予想よりも改善となったことで、金曜日にはドル買いが進みました。

しかし、極端に強い上昇ではなく、前回の安値ラインで終値を迎えています。

目立ったトレンドが出るわけではなく、一定水準でのレンジを形成して停滞した形です。

 

今週のポイント

今週は、上昇方向への力が強い相場になるのではないかと考えています。

週始めに徐々に現在の高値である132円を更新してくれば、再度高値への挑戦もあり得ます。

また、その後133円後半まで高値への挑戦をしてくれば更新もあり得る相場です。

各通貨で持ち合いが続いていることから、ドル買いの継続により上昇トレンドが再発してもおかしくないでしょう。

週初めから急にブレイクしてくる可能性もあるので注意してください。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

EUR/JPYは強い上昇トレンドが続いていましたが、結果高値圏で停滞する相場になりました。

週初めすぐに高値への挑戦を見せた後は、一時下落に転じています。

ユーロで若干売りの力が見られましたが、円の買いが強く出たと考えていいでしょう。

しかし、急落後は強いトレンドを形成するわけではなく、142円半ばの値で反発を見せています。

週末金曜日はイースターの影響で平均値が大きく下がっており、結果高値圏でレンジを組んで終値を迎えています。

 

今週のポイント

今週は、現在高値でのレンジor下落の力が強くなる相場になるのではと考えています。

現状では円の売買方向が予測しにくい状態ですが、円売り+ユーロ売りが加速する相場になるとの予想です。

ユーロ単体で動けば現在の安値ラインに再度挑戦して大きく下落する可能性がありますが、円との相関がかみ合わなければ停滞するでしょう。

イースター明けで急変動を起こす可能性もありますが、流動性は低下したままになることも考えられるので、特に警戒すべき通貨となります。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

EUR/USDはリスクオフ相場の終了により徐々に上昇に転じていました。

週初めも大きく高騰して高値を更新しますが、結果トレンドにはならず反発を見せています。

その後も大きな値動きはなく、高値圏で停滞した形です。

雇用統計によるドル買いで一時大きく下落を見せましたが、極端に強い下落ではなく下ヒゲを付けてすぐ反発をしてきました。

イースターの影響で主要国がほとんど休みであったため、充分な売買が見られず停滞した形と言えるでしょう。

 

今週のポイント

今週は、下落目線での相場に切り替わるのではないかと考えています。

雇用統計での売買が少なかったので、祝日明けである今週からドルの買いが活発になると考えられます。

週始めに大きく下落を決めてきたらチャンスです。

現在の安値ラインである1.087あたりを徐々に更新してきたら強い下落相場になると考えていいでしょう。

ただし、すぐ下には4月3日に付けた安値ラインもあるので、反発をする可能性もあります。

週初めに安値挑戦して更新してくれば下降トレンドもあり得ますが、週末にかけて4月3日の安値ライン付近で停滞するようであれば下落も一時的なもので収まる可能性が高いです。

 

まとめ

USD/JPY→週始めに徐々に現在の高値である132円を更新してくれば、再度高値への挑戦もあり得る

EUR/JPY→現在価格で停滞する可能性

EUR/USD→下目線、安値挑戦が遅れると反発する可能性あり

 

イースターの影響で持ち合い相場が続いているので、週明けすぐに変動が起きる可能性があります。

月火あたりは急な売買による変動リスクを頭に入れておきながら、引き続き慎重な取引を心がけていきましょう。

 

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