クロス円上昇!【8月8日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

 

8月1週目の為替相場を振り返ります。

チャート上には、トレンドの強弱を把握しやすくするために、複合型移動平均線のGMMAを表示させています。

 

USD/JPY

USD/JPY1時間足です。7月の終わりから長期的な下降トレンドが続いていました。130円台を割るかどうかが注目されていましたが、すぐに転換をした状況です。

月初めから徐々に転換をし始め、最終的には135円までの約5円の幅で上昇を決めました。

最初の小さな上昇は円売りによる上昇ですが、金曜日には雇用統計の結果を受けてドル買いによる上昇が強くなっています。

一時は米ドルの売りも強くなっていましたが、月が変わって相場もガラリと変わったと言えるでしょう。

 

今週のポイント

現在の価格である135円は、7月22日に付けた下降トレンド過程での価格帯となります。

意識されているラインであることには間違いないので、現在価格を大きく上抜けしてきたら、再度上昇もあり得るでしょう。

米ドルの買い要素は増えているほか、日本円の売りも再度進みだしたことから、また高値への挑戦をする相場に戻ってもおかしくはないです。

仮に上昇後すぐ下落したとしても、135円台のラインがサポートとなって反発をする可能性があります。

 

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。

こちらも、長きに渡って下降トレンドが続いていましたが、円の売りによる反発となりました。

133円付近の安値で価格をもどしてきた形です。

しかし、米ドル円に比べると上昇は限定的で、ユーロ単体での動きは小さかったと見ていいでしょう。

米ドルと日本円で動く相場となっており、ユーロは若干の売りが見られました。

上昇過程で一時的な下落は見られますが、GMMAの長期線束にぶつかってだらだらとした上昇を決めた形です。

 

今週のポイント

米ドル円同様に、現在の価格が強く意識されていることから、このラインを上抜けしてくるかが重要となります。

138円あたりを超えるかどうかが目安となるでしょう。

その際には、円での動きが起点となってきますが、ユーロでの売買にも注目です。

リスクオンの動きとなれば、かなり強い上昇トレンドも見込めるポイントとなります。

現状では上目線の相場なので、ラインを大きく上抜いてくるとチャンスです。

 

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。

高値圏でのレンジが続いていましたが、今週も継続する相場となりました。

週初めには一時的な上昇を決めていますが、高値を更新したあとすぐに下落しています。

トレンドの前兆だけを見せたダマシであったと言えるでしょう。

その後も、高安値に挑戦するだけで、明確な更新は起きていません。

3週にわたってレンジ期間を形成しており、方向性の定まらない相場となりました。

相関が合わず均衡していたことが大きな要因となるでしょう。

 

今週のポイント

レンジ期間が長くなることはブレイクの前兆となりますが、現状見ても相場の方向性は定まっていない状況です。

仮に、高安値に挑戦・更新をする事があっても、月初めの上昇のように一時的である可能性もあります。

米ドルの買いがこのまま強くなれば下落方向に推移する可能性もありますが、場合によってはこのまま今週もレンジが継続してもおかしくはないです。

平均値は高いレンジを作っていますが、徐々に三角持ち合いを形成してくれば、本格的なトレンドの目安となるでしょう。

 

まとめ

USD/JPY→135円台のラインを上抜けするかがカギ、再度高値挑戦もあり得るポイント。

EUR/JPY→138円の価格を更新するかどうか、リスクオンの流れでで強い上昇にも期待が持てる。

EUR/USD→レンジ継続により相場の方向性は決まらず。ブレイクはだましになる可能性があるので注意。

 

雇用統計が意識された相場になったので、今週は本格的にテクニカル目線で狙えるポイントではないかと見ています。

ただし、米中関係の悪化によりリスクなど、相場への影響を与えるような懸念もあるので、資金管理には充分注意をしたうえで取引に望んでください。

 

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