中東戦争激化か ゴールド再上昇【10月30日週刊レポート】

こんにちは、ビジョナリーインベスターズのFXロボです。

毎週頭にテクニカル分析の週間レポート、

週半ばにファンダメンタル分析を中心に

全体の相場感をレポートします。

10月4週目の為替相場を振り返ります。
チャート上には、複合型移動平均線のGMMAを表示しています。

USD/JPY


USD/JPY1時間足です。
週始めは小さい平均値で推移していましたが、週の半ばにかけて大きく上昇してきました。
米ドルの買いが極端になっており、円での動きは限定的であったと言えるでしょう。
直近では149円後半で推移していましたが、一気に150円台を突破してきました。
しかし、高値更新後はすぐに反発をしており、また為替介入の可能性が示唆されています。
週末にかけては大きく下落し、調整相場となりました。

今週のポイント

金曜の調整相場で大きく下落していますが、まだ上目線での相場が続くと見ています。
現在価格は、前回の安値で停滞していることから、149円半ばの価格が強く意識されていると言えるでしょう。
現在価格を安値にして、徐々に反発する可能性があります。
ただし、今週水曜はFOMC、金曜には雇用統計があるので、強く意識される可能性が高いです。
指標結果次第では反発する恐れもあるので、今週の相場方向は読みにくいと言えるでしょう。

EUR/JPY

EUR/JPY1時間足です。
週初めはユーロ買いの影響もあり、大きく上昇しました。
上昇幅も大きく高値を更新しています。
しかし、上昇は長く続かず、週末にかけて大きく下落してきました。
結果、前週のレンジ内まで価格を戻しています。
週末にかけてはユーロの売りだけではなく、円の買いが集中したことが影響しました。

今週のポイント

金曜にかけて調整相場を形成しましたが、今週も下落する可能性は充分あります。
ユーロでの動きが不安定になっているので、ユーロ次第では安値方向に向かってきてもおかしくないでしょう。
157.70あたりの価格帯が強く意識されているので、この価格を更新するかどうかが重要になってきます。
もしも更新するようであれば、転換気味に推移してきそうです。
10月31日(火)にはEUの消費者物価指数があるので、指標結果での動きも重要になってくるでしょう。

EUR/USD

EUR/USD1時間足です。
EUR/JPYと似た相場になっているので、週を通してユーロでの動きが強かったと言えるでしょう。
週初めはユーロの買いが強く、大きく上昇して高値を更新しました。
しかし、上昇後はすぐに反発を見せ、米ドル買いの影響もあり大幅下落となっています。
下落後は前週の終値付近で反発をしています。
終値にかけては上昇しましたが、前回レンジを組んでいた相場での高値で反発して、終値を迎えました。

今週のポイント

今週は下目線での相場になると見ています。
米ドルの売り材料が少ないことを考えると、現在の直近安値を更新する可能性が高いでしょう。
現在のレンジを抜けて下抜けしてくればチャンスです。
ユーロでの変動が気になるポイントですが、まだ米ドルの影響が強いと言えるでしょう。
しかし、EUR/USDの場合はユーロ指標と米ドル指標の影響もあるので、週を通して不安定な動きになる可能性があります。

まとめ


USD/JPY→上目線継続、FOMCや雇用統計に注意
EUR/JPY→157.70あたりの価格帯を更新すれば下目線のチャンス
EUR/USD→現在安値を更新する可能性あり、ユーロ・米ドルの指標に警戒

月末相場ではありましたが、各通貨で荒れ相場が目立ちます。
今週は11月もスタートして、注目度の高い指標が多くなっているので、短期売買は特に警戒していきましょう。

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